ドローン開発のAirKamuyが切り拓く、防衛×スタートアップの道
動画撮影などで身近な存在となったドローン(無人機)。一般には小型機のイメージが強いが、輸送用途などで活用できる大型機の開発も進んでいる。 ドローン活用による業務の省力化、無人化に期待をかけるのは、民間企業ばかりではない。海上警備や災害救助の世界からも熱い視線が注がれている一方、特に防衛用途となると、機密面など民生用とはレベルの異なる配慮が求められる。 こうした特殊性の高いニーズに向き合い、防衛用を主ターゲットとしたドローン開発に取り組むスタートアップがある。名古屋市に本拠を置く株式会社AirKamuyだ。同社は、最大10kgの貨物輸送や5〜6時間の長時間飛行が可能な大型機「Σ-1(シグマ・ワン
