再生医療のヒューマンライフコード、7.7億円調達で第Ⅲ相試験と海外展開へ
再生医療分野のスタートアップであるヒューマンライフコード株式会社が、総額約7.7億円の資金調達を完了した。今回の資金は、既存株主、事業会社、ベンチャーキャピタル、個人投資家、経営陣からの出資によるもので、事業拡大および臨床開発の加速に活用される予定だ。 2017年4月に設立されたヒューマンライフコードは、これまで医療資源として十分に活用されてこなかった臍帯から採取される間葉系間質細胞(UC-MSCs)の研究開発、製造、販売を手掛けている。 再生医療の対象となる主な疾患には、既存の治療法が確立していない難治性疾患が含まれる。臍帯は出産時に廃棄されることが多いが、同社はこれを医療資源として活用する
