次世代水産養殖技術を手掛けるリージョナルフィッシュ、シリーズCで約40億円の資金調達を実施
ゲノム編集技術とスマート養殖技術を活用するリージョナルフィッシュが、2024年12月、シリーズCラウンドにて総額40.7億円の資金調達を完了したと発表した。このうち、第三者割当増資による調達額は30.2億円、残りの10.5億円は三井住友銀行や京都中央信用金庫などからの融資によるものである。 同社は2019年4月に設立され、京都大学や近畿大学の研究成果を基盤としている。ゲノム編集技術による品種改良と、IoTを活用したスマート養殖技術を組み合わせたソリューションを提供する。具体的には、可食部が増量されたマダイ「22世紀鯛」や、成長速度が早いトラフグ「22世紀ふぐ」などを開発し、効率的かつ持続可能な