AIが実現する細胞検査の効率化、重病予防への新たな突破口
人体を構成する細胞の数について、2013年11月に発表されたイタリアの生物学者エヴァ・ビアンコニらの論文によると、37兆個であるという推定がなされた。私たちの体はそれだけ多くの細胞によってできているということだ。細胞にはまだ解明されていない構造や機能も多い中、顕微鏡検査へのAI活用で革新的な細胞検査の開発に挑むのが株式会社CYBOである。同社は6月、シリーズAラウンドにて、ジャフコおよびインキュベイトファンドを引受先とした第三者割当増資による約4億円の資金調達を実施したことを明らかにした。 デジタル化とAI技術による細胞検査 顕微鏡検査はがん検診や病理診断などで幅広く活用されているものの、病理
KEPPLE編集部 ・
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