LiLz、4.3億円で国内外へ拡大──点検業務の人手不足に技術で挑む
製造業やインフラ設備の保守点検のデジタル化に取り組むLiLz株式会社が、第三者割当増資による総額約4.3億円の資金調達を実施した。引受先は、三菱UFJキャピタル、三井住友海上キャピタル、YMFGキャピタル、鹿児島ディベロップメント、BORベンチャーファンド2号(琉球キャピタル・琉球銀行)、東銀リース。 LiLzは2017年に設立された。従来、工場やプラントの設備保全現場では人手による巡回点検が主流だったが、LiLzは完全無線型のIoTカメラと、アナログ計器を自動で読み取るAIクラウドシステム「LiLz Gauge」などを提供している。IoTカメラは長時間稼働可能なバッテリーを搭載し、設置後すぐ
