ロボトラック、約12億円を調達─自動運転トラック事業化加速と経営体制強化
株式会社ロボトラックがプレシリーズAラウンドで約12億円の資金調達を実施した。調達資金は自動運転トラックの社会実装に向けた技術開発や実証実験の拡大、経営体制の強化などに充てられる見通しだ。 日本の物流業界は、いわゆる「2024年問題」と呼ばれるトラックドライバーの時間外労働規制強化に直面している。これにより輸送力の低下や人手不足が顕在化し、業界全体で自動運転トラックの導入が期待されている。自動運転技術の社会実装は、労働力不足の解消だけでなく、物流サービスの効率化や安全性の向上、さらには脱炭素化の流れにも合致するものと位置づけられている。 ロボトラックは2024年設立のスタートアップで、大型トラ
