細胞治療の限界に挑む——イノバセル、欧州での治験推進に向けシリーズDで約4億円調達
再生医療等製品の研究開発・事業化に取り組むイノバセル株式会社が約4億円の資金調達を実施した。引受先はレオス・キャピタルワークスの公募投資信託「ひふみクロスオーバーpro」で、今回のシリーズDラウンドでの調達により累計資金は35億円を超えた。引き続き国内外の投資家と追加調達に向けた交渉を進めており、資金は主力パイプラインの治験推進やグローバル展開強化などに充てられる見通しだ。 イノバセルは2021年に設立された再生医療領域のスタートアップで、オーストリア・インスブルック医科大学発企業を前身とする。オーストリアでの知見と実績を基盤に、日本で再生医療製品の開発と商業化を進めてきた。主な事業領域は便失
