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2020年度以降、コロナ禍による店舗の営業時間短縮・休業、移動制限による人流の滞りなどの影響により、外食産業向けの酒類・飲料、食料品、屋外での活動時の飲料、土産用の菓子などが苦境に立たされた。
2023年度の加工食品市場規模は、メーカー出荷金額ベースで前年度比102.7%の31 兆1416億円となった。近年は健康を意識する消費者が増加しており、高タンパク・低カロリーなど健康に良いとされる食品の需要が伸びている。
外食産業向けが回復傾向にあることに加え、食品の価格上昇もあり、市場規模は拡大する見込みであり、2028年度の加工食品市場は33.3兆 億円になると予測される。※
企業HP:https://www.benners.co.jp/
魚を使用したミールキットのサブスクリプションサービス「フィシュル」などを運営する。「サイズがバラバラ」や「傷がついている」などの理由で流通の前段階で廃棄される魚を活用して、ミールキットや加工品を製造し、販売するサブスクリプションサービスを提供する。
2023年2月には、ケップルキャピタルを引受先とした資金調達を実施した。
卵やバターなどを使用せず、植物性素材のヴィーガン仕様のアメリカン・クッキーを開発・販売する。 ヴィーガンクッキーやマフィンを販売する日本橋小伝馬町の店舗「ovgo Baker Edo St.」の運営をはじめとし、渋谷や虎ノ門 長野県などにも店舗を構える。 同社はそのほかに、ヴィーガンクッキーのインターネット販売も行う。ヴィーガン食の分野は、畜産業から排出される大量の温室効果ガスを削減し環境問題にも貢献できる。
2024年10月には、食品メーカーの石井食品と資本業務提携を締結した。また、石井食品の代表取締役社長執行役員 石井 智康氏が、ovgo社外取締役に就任した。
神奈川県の井上酒造へ委託醸造で、 オリジナルブランド「HINEMOS」の銘柄を造る日本酒メーカー。 コンセプトは「時間」。夕方の6時から朝の5時までの12銘柄とし、飲む時間帯に合わせた日本酒を提案している。
2022年9月には、シリーズAラウンドにてDIMENSION、ロッテベンチャーズ・ジャパン、横浜キャピタル、三菱UFJキャピタルを引受先とする第三者割当増資により、3億円の資金調達を実施した。HINEMOSを発表以来、酒類業界にとって逆風となるコロナ禍でも急成長を遂げ、202年9月時点での累計販売本数は150,000本を突破。中国・台湾にも販売を進めている。
個人の好みに合ったコーヒー豆を届けるコーヒー豆のサブスクリプションサービス「PostCoffee」を運営。利用者は、用意された質問に答えると約30万通りからコーヒーの好みが診断され、それに応じたコーヒー豆が毎月宅配される。
2022年10月には、シリーズAラウンドにて三井住友海上キャピタル、ギフティ、三菱UFJキャピタル、CARTA VENTURESを引受先とした第三者割当増資により、約4.3億円の資金調達を実施した。2024年8月には、ミルクと合わせるだけで本格的なカフェラテが手軽に楽しめる、パウチタイプのラテベースの販売を開始した。
企業HP:https://relic-holdings.co.jp/group/mealforward
ECショップ「MEET✕MEAT」の運営、コンサルティング事業などを展開する。MEET✕MEATは、精肉および肉総菜を取り扱うECショップ。肉の目利き、精肉加工の技術、家畜の繁殖・肥育のノウハウなど、食肉に関わる専門知識や技術のあるマイスターによって生まれた肉だけを取り扱っている。また、食に関する海外・国内のマーケティング支援や食品開発と食品プロデュース、販売支援などコンサルティングサービスも提供している。
2024年7月には、MEAL FORWARDと國酒プロモーションがシンガポール現地法人「KEEP TECH JAPAN PTE. LTD.」を設立し、海外進出を発表した。
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※矢野経済研究所 「国内加工食品市場に関する調査を実施(2024年)」
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