自動運転のT2、三菱地所からの出資総額15億円に—レベル4自動運転トラックの実用化へ
自動運転システムを開発する株式会社T2は、2027年のレベル4自動運転トラックによる幹線輸送の開始に向け、三菱地所株式会社から追加出資を受けることで合意した。これにより、三菱地所の出資総額は15億円となり、T2の累計調達額は設立以来63.2億円に達した。 T2は2023年、三菱地所と資本業務提携を締結。現在、京都府城陽市などで開発中の「次世代基幹物流施設」において、有人・無人の運転切り替え拠点の整備や、物流効率向上を目的とした建物内でのトラック走行検証を共同で進めている。今回の追加出資により、両社の連携を一層強化し、シームレスな輸送の実現に向けた準備を加速する。 同社は2022年8月に設立され
