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AI SaaS事業を展開する株式会社GROWTH VERSEは、シリーズBラウンドで4.9億円を調達し、累計調達額が21.6億円となった。
今回のラウンドには、新たな株主としてBIPROGY、静岡キャピタル、ディーエムエス、ごうぎんキャピタル、個人投資家が参加。既存株主である丹羽トラスト、鈴与、個人投資家も引き続き出資を行った。
近年、AI技術を活用したSaaS市場は急速に拡大している。特に、AIを活用したデータ分析や自動化されたサポートシステムなど、幅広い分野でSaaSの機能が強化されている。 また、AIエージェントの導入により、業務の効率化や迅速な意思決定が可能となってきた。
同社は、AI技術を活用したSaaSプロダクトを提供し、企業の成長を支援している。主力製品の「AIMSTAR」は、企業のマーケティングを支援するAI搭載のオールインワンSaaSだ。データ統合から分析、施策の実行までを一元管理し、ノーコードで簡単に運用できる。AIによるターゲティングやレコメンド機能を備え、メールやLINEなどのマルチチャネル施策を効率化する。再春館製薬所、東海東京証券、三菱地所等の大手企業や金融業界などで採用されている。また、2024年5月には人流分析AI SaaS「ミセシル」、同年11月には売上管理AI SaaS「Zero」を事業譲受し、オフラインB2C企業へのサービス提供も開始した。
代表取締役CEOの渡部 知博氏は、2008年に日本総研ソリューションズ(現:JSOL)に入社。SEとしてWebアプリ開発を経験した後、金融・公共営業部門でアカウント営業を担当した。2012年から2021年にかけて、SalesforceやYextなどの外資系SaaS企業で営業および営業責任者として従事。2022年1月、スプリームシステム(現:GROWTH VERSE)に執行役員CROとして参画し、同年10月に代表取締役CEOに就任している。
2024年1月1日には、スプリームシステムからGROWTH VERSEへ社名を変更。今回の資金調達を通じて、AI SaaSの開発をさらに推進し、M&Aやアライアンスを活用し、事業拡大を加速させる計画だ。
画像はGROWTH VERSE HPより
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