ワンストップで夢の住まいを、リノベーションによる中古物件の再構築

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KEPPLE編集部


中古物件仲介からリノベーションまでを支援する「リノベ不動産」を運営する株式会社WAKUWAKUがシリーズCラウンドにて、第三者割当増資による7億円の資金調達を実施したことを明らかにした。

今回のラウンドでの主な引受先は、BSPアセットマネジメント、SOMPOひまわり生命保険、ミダスファンド、セゾン・ベンチャーズ、静岡キャピタル、NCBベンチャーキャピタル、ツネイシキャピタルパートナーズ、エニグモ、ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス、フリーバンクキャピタル、渡辺パイプ、オーリーズ、ほか事業会社や個人投資家など。

今回の資金調達により、さらなるプロダクト開発の強化と加盟店の獲得を進める。

物件探しからリノベーションまでを支援

リノベ不動産は、中古物件の購入だけでなく、リノベーションの設計デザインや施工・資金計画・インテリア・アフターサービスまでの複雑なプロセスをワンストップで実現するサービスだ。

中古物件をリノベーションすることで、新築に比べて費用を抑え、ユーザーニーズに合わせた百人百色の「自分らしい」暮らしを実現することが可能だ。

サービスイメージ
リノベ不動産は、同社が運営する直営店と、全国200店舗を超える加盟店により運営される。

またWEBメディア「リノベ不動産ドットコム」のほか、業界特化型CRM・MAツールや動画教育コンテンツ、業務プロセスを効率化する統合基幹情報システム「リノベ不動産Cloud」などの開発を行い、DXを推進するソリューションを全国の加盟店へ提供することで、日々の運営を支援する。

今回の資金調達に際して、代表取締役CEO 鎌田 友和氏に、今後の展望などについて詳しく話を伺った。

中古住宅リノベーションの選択肢が急増

―― 不動産業界の現状や課題について教えてください。

鎌田氏:原材料価格の上昇により、コロナ禍の前後で約30%もの原価上昇が起きています。その結果、平均所得が変わらない中で、新築住宅を含む住宅価格の高騰が続いています。建築費の高騰に伴い、簡素化された住宅の供給も増えることで、新築住宅を購入しても快適に暮らせないという声もあります。

これらの背景から、新築住宅の需要がマイナス成長の一方で、中古住宅の需要は急速に増えております。現在、約840万戸もの空き家が存在し、社会的な問題にもなっていますが、リノベーションが解決策になると考えています。

一方で中古物件を探してリノベーションをするには、不動産会社やリノベーション会社、施工業者など、複数の担当者と並行して進める必要があり、複雑で難易度は高いです。また事業者にとっても、例えば不動産仲介会社などの事業者がリノベーションまで対応しようと思っても、物件の特性に合わせて、どんなデザインでいくらで施工できるのか、住宅ローンをどのように組むのがベストなのかなど、ノウハウがないために足踏みしてしまいます。

仲介だけでなくリノベーションまでワンストップでサポートし、ハイブリッドで収益を上げることで、ユーザーにとって最適な住まいを提供しながら業界の構造変化をさせていくことが求められているんです。

―― 創業のきっかけを教えてください。

以前は新築マンションや新築建売分譲住宅に関わる仕事をしていました。分譲主は建築コストを抑える事が競争力になるため、低コストで建築できる企画を組むことが定石となります。住宅購入者にとって最適な個別設計を行うとコストが大きくなるため、分譲住宅では現実的に難しい状況を目の当たりにしました。

ビジネスを始める際に、人々をわくわくさせることを一番大事にしたいと思っています。そのためには業界の仕組みを変え、ユーザーファーストな視点を持ち、サスティナブルな循環型のモデルを構築することは出来ないのか考えました。日本全土に自分らしい暮らし方を提供するため、当初から業界全体の課題を解決するために、加盟店のモデルを構想していました。

事業を拡大していくうちに、購入者と事業者の両者の課題解決に繋がるサービス開発を順次進め、約3年前には統合型基幹システムのクラウドサービスを開発して提供を始めました。

―― リノベ不動産の加盟店になるメリットについて教えてください。

当社自身が直営店を持ち、業務の生産性を高めるためのR&Dセンターとして取り組んでいます。加盟店向けには、当社の研究で得たDXを中心とした仕組みやノウハウを提供しており、事業をスケールするために必要な実務有効性の高いソリューションを活用していただける点は大きな魅力です。

また、地方都市であるほど中古物件の単価は下がっていきます。仲介手数料は物件価格に影響するため、取扱物件価格が低ければ、期待するリターンが得られない場合もあります。加盟店になることで、物件仲介だけではなくリノベーションまで行うことで、その分収益力向上の機会や、顧客ニーズに対応した商談機会が増えることにつながります。

誰もが自分らしい生活を手に入れる

―― 資金調達の背景や使途について教えてください。

2022年に開始した「リノベ不動産CONNECT」というアライアンスプログラムを通じて、マーケティングや建材、住宅ローン、保険など、多岐にわたる付加価値を加盟店に提供しています。今後もさまざまな企業とプラットフォームのスケールメリットを活かした連携を積極的に進めて参ります。

リノベ不動産 CONNECT
また、中古物件を購入してリノベーションを行った顧客の満足度は非常に高い一方で、サービスの認知度が不十分である点は課題に感じています。そのため、戦略PRやブランディング強化による認知度の向上も資金調達の目的になります。

現在は、セールス&マーケティング領域を中心にクラウドサービスの開発や提供をしていますが、バリューチェーン全体の強化を図るべく、対応範囲を広げながらAIを活用してクラウドサービスの強化を進めます。そのための人材確保の強化も行っていく予定です。


―― 今後の長期的な展望を教えてください。

これから数年は加盟店に価値提供するためにプロダクトを強化し、店舗あたりの収益力を上げることが目標です。各店舗の売上を拡大させながら、品質の高いサービスを消費者に提供することで、同時に認知度も高めていきます。

一部の限られた地域だけではなく、日本全国にサービスが行き届く状態を理想とし、加盟店網を拡大して、データを活用することで、早期に年間1兆円のGMV(流通取引総額)達成を目指しています。

アジアを中心とした海外展開も進めていく予定で、将来的には、新興国でも中古住宅の循環型モデルへの移行が必要になります。日本品質を海外に提供できるよう準備を進めます。

私たちは住宅を通して自分らしい暮らし方を提案しながら、一人一人にワクワクするような体験の提供を可能とする新たなマーケットを創造し、画一的な住宅ではなく、自分らしく暮らす喜びを量産して行きます。このような理念に共感してくださる方々と共に、積極的なビジネス展開をしていきたいと考えています。

株式会社WAKUWAKU

株式会社WAKUWAKUは、中古物件の仲介やリノベーションをトータルでサポートするサービス『リノベ不動産』を運営する企業。 『リノベ不動産』は、資金計画から不動産購入、設計デザイン、リノベーション工事、インテリア提案、アフターサービスまで、中古住宅を購入してリノベーションする一連の流れをサポートする。同サービスは、個人、事業者それぞれに向けたサポートを提供する。

代表者名鎌田友和
設立日2013年6月5日
住所東京都目黒区三田2丁目4番4号
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