株式会社パワーウェーブ

走行中給電を可能にする広範囲ワイヤレス給電技術を開発する株式会社パワーウェーブは、東京大学エッジキャピタルパートナーズ、環境エネルギー投資、Archetype Ventures、NOBUNAGAキャピタルビレッジ、信金キャピタル、SMBCベンチャーキャピタル、三菱UFJキャピタルを引受先とする第三者割当増資によるシリーズ Aラウンドで、総額9.1億円の資金調達を実施した。
同社は、走行中でも給電が可能な広範囲ワイヤレス給電システムを開発している。波動(高周波電界)の力を活用し、大電力を非接触で伝送できる技術「電界結合方式」を基盤とし、50Wから10kWクラスまでの応用が可能だ。
近年、工場や物流現場では無人搬送車(AGV)や自律移動ロボット(AMR)などの自動化が急速に進む一方、稼働を止めずに給電できる手段へのニーズも高まっている。パワーウェーブは、AGV・AMRが停止せずに給電できる環境を実現することで、現場の省人化と生産性向上に貢献していく考えだ。
代表取締役CEOは種田憲人氏。大学卒業後、三井住友銀行へ入行。2016年にタスキを設立し、自治体・企業・大学機関と連携した地域課題解決に従事。2021年には豊橋技術科学大学発ベンチャーのパワーウェーブを設立した。
種田氏は、「ワイヤレス給電、なかでも走行中給電が可能な当社の技術は、自動運転・自律化との親和性が非常に高く、まさに今、社会から求められている技術であると考えています。今回の資金調達を通じて、いつか見た夢のような技術を当たり前の技術とするため、「製品」として確かな価値を提供するフェーズへと進んでまいります」とコメントしている。(一部抜粋)
今回調達した資金は、工場や物流現場におけるAGVやAMRなどの電動モビリティ向け製品の開発、量産体制の構築、グローバル展開、現場導入に向けた実証プロジェクトの強化に充てられる。
同社は今後、産業用途での本格展開に加え、マイクロモビリティやロボット、電気自動車分野への技術応用も視野に事業機会の拡大を進める。あわせて人材採用や組織体制の強化、継続的な技術開発も進めるとしている。
画像はパワーウェーブHPより









