クオトミー、資金調達で「OpeOne手術台帳」を軸に外科系医師のチーム医療DXを推進


マイクロサージャリー支援ロボットの開発を行うクオリィ株式会社は、ファストトラックイニシアティブ、MedVenture Partners、ソニーグループ、日本政策投資銀行を引受先とするシリーズAラウンドの第三者割当増資で、総額18億円の資金調達を実施した。
外科医療は、人命救助にとどまらず、多くの人々のQOL(Quality of Life)の維持・向上に欠かせない社会基盤である。中でもマイクロサージャリーは、顕微鏡下で細かな血管や神経などの微細組織を対象とする外科手術手法であり、繊細な操作と高度な技術・設備が求められる。そのため習得には豊富な経験を要し、実施できる外科医が一部の熟練層に限られていることが、治療のさらなる普及に向けた課題となっている。
クオリィは2025年10月に設立され、マイクロサージャリー支援ロボットと関連製品の開発・製造・販売・サポートを主事業としている。代表取締役社長は黒田容平氏。「テクノロジーと医学の英知を結集し、人の生命・QOLに革新を」というミッションのもと、臨床現場で実用可能な高精度かつ安全な支援ロボットの製品・ソリューション開発に注力している。
今回の資金調達によって、クオリィはマイクロサージャリー領域における外科手術を進化させるロボットの社会実装に向けて事業活動を推進する方針である。また、株主であるソニーグループの医療ロボット研究で得られた技術の一部を継承し、臨床現場で運用可能な精密かつ安全性の高い支援ロボットの実用化・製品化に活用する予定だ。今後は商用展開も見据え、持続可能な医療システムへの貢献を目指す。
2024年にソニーが発表したマイクロサージャリー支援ロボットの試作機
https://www.sony.com/ja/SonyInfo/technology/stories/entries/rd-activities/microsurgery_assistance_robot/
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