視覚障害者向け歩行ナビゲーションデバイス開発のAshirase、シリーズAで累計7.15億円を調達


障がい児向け通所支援および就労支援など福祉サービスを展開する株式会社シーアイ・パートナーズは、シリーズBラウンドにて、マネーフォワードベンチャーパートナーズ、加賀電子、紀陽キャピタルマネジメント、京信ソーシャルキャピタル、ごうぎんキャピタル、佐銀キャピタル&コンサルティング、THE SEED General Partner、ユカリア、京都キャピタルパートナーズ、中野美加氏(ライフ・アンド・シード 代表取締役)を引受先とする第三者割当増資で、総額4億円の資金調達を実施した。
シーアイ・パートナーズは障がい者や障がい児を対象とした総合的な福祉サービス事業を展開している。児童発達支援、放課後等デイサービス(STARLIT)、就労継続支援A型・B型(STARLIT WORK/SERVICE)、自立訓練や就労移行支援(TECTEC)など多様なプログラムを提供。利用者の成長段階やニーズに応じた切れ目のない支援を特徴とし、関西圏を中心に通所支援事業所を運営し、2025年には創業10周年を迎えた。事業所拡大やグループ企業参入、企業連携による就労支援実績など、着実に事業基盤を強化してきた。
代表取締役CEOは家住教志氏。大学卒業後はアパレル業界などで営業職を経験した後、自身の第一子の重度聴覚障がいを契機に、洋菓子メーカーへ転職。その後、あきんどスシローで障がい者雇用人事として採用・育成に携わり、雇用前の育成環境整備の重要性を確信。障がい者福祉分野での社会課題解決に取り組むことを志し2015年11月にシーアイ・パートナーズを創業した。
今回の資金調達は、障がい児通所支援や就労支援事業のさらなるエリア拡大と、地方都市における重要拠点の獲得を目的としている。ロールアップ戦略による拠点獲得や事業承継資金など、全国規模での迅速な支援体制構築に充当される。
今後は、各地域で同様の理念を持つ事業者との連携も強化し、社会課題の根本的解決を目指して活動する方針を示している。
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