xxxxneseがシリーズAで1.5億円を調達──中国・台湾・東南アジアでの越境EC展開を加速


日本のローカルEC商品を対象とした海外転送・代理購入プラットフォームを運営するBuyandship合同会社は、海外需要開拓支援機構などを引受先として、5百万米ドルの資金調達を実施した。
Buyandshipは、日本のローカルEC商品を対象とし、主に海外転送および代理購入サービスを展開している。複数国の現地倉庫への商品の集荷・一括梱包・発送を含み、ユーザーが低コストかつ簡単に世界各国で日本製品を手に入れる仕組みを提供する点が特徴である。アジア太平洋地域を中心にアメリカ、英国、韓国、台湾、オーストラリア、イタリア、タイ、カナダ、中国、香港など13の国・地域でネットワークを展開し、180万人超の会員数と1200万件以上の累計取扱配送実績を有する。代理購入の際はサービス料6%を設定し、1~2営業日で注文が処理される。日本のEC事業者やメーカーとの提携を通じ、海外販売経路の拡大・販路支援にも注力している。
代表取締役CEOはSheldon Li氏。日本法人の代表は奥江靖氏と島田宏大氏が務めている。国際的な個人間ECニーズの高まりと、現地で入手しにくい製品への需要を背景に、商品の国境を越えた物流・購入手続きを一括して代行するビジネスモデルで事業を開始した。
近年、日本発の商品やブランドへの海外需要は拡大している。一方で、越境購買を支える物流やオペレーションには、配送・通関・コスト・手続きの煩雑さといった構造的課題が依然として残る。Buyandshipは、ITとオペレーションを融合したプラットフォームにより、国境を越えたEC取引の障壁を解消し、海外消費者が日本を含む各国の商品へスムーズにアクセスできる環境の構築に取り組んでいる。
今回調達した資金は、日本のローカルEC商品の海外展開をさらに促進するため、海外消費者向けのマーケティング強化などに充当される。2023年9月に海外需要開拓支援機構からの出資を受けて以降、2025年度の配送件数の約半数が日本からの輸出となる見込みであり、国内のEC事業者やメーカーともパートナーシップを結び、海外消費者へのアプローチを強化している。また、ユーザーコミュニティ内で日本の高品質なおもちゃ、公式トレーディングカード、ベビー用品などが人気商品として活発に紹介している。今後も、海外消費者向けのマーケティングがさらに強化されることで、日本の商品のさらなる海外展開が期待される。
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