ピクシーダストテクノロジーズ株式会社

波動制御技術を活用したプロダクト開発を手がけるピクシーダストテクノロジーズ株式会社(PxDT)は、シリーズDラウンドでインキュベイトファンドをリード投資家とした第三者割当増資を実施し、ベンチャーデット、シンジケートローンと合わせて総額約33億円を調達したと明らかにした。
PxDTは2017年に落合陽一氏らが設立したスタートアップ。落合氏が筑波大学で主宰するDigital Nature Groupなどの研究成果を活用し、波動制御技術をはじめとする技術ポートフォリオを軸に事業を展開してきた。近年はAIやセンシング技術の進展を背景に、人の知覚や身体性に関わる技術への関心が高まっており、同社はこうした潮流の中で波動制御の産業応用を進める。
ヘルスケアでは、超音波を用いた頭皮ケアデバイス「SonoRepro」や、ガンマ波サウンドケアデバイス「kikippa」などを開発し、塩野義製薬などとの共同研究・事業共創も進める。
空間・音響領域では、会話の見える化を行うコミュニケーション可視化ソリューション「VUEVO」「VUEVO Display」、建設DXソリューション「TOTTARROW」などを提供。インフロニア・ホールディングスやオカムラと連携し、オフィスや建設現場の課題解決に取り組む。
同社によると、創業以来108件超のR&Dテーマに取り組み、16件を製品・サービス化。特許出願は国内238件・海外38件、特許登録は国内43件・海外5件に上るという。
今回の調達資金は、既存事業の販路拡大や導入支援体制の強化、波動制御技術を軸とした研究開発・新製品開発、海外市場での事業開発などに充当する。PxDTは、波動制御技術を核に研究開発と事業拡大を両輪で進め、ヘルスケアと空間領域での社会実装を加速させる考えだ。








