DOTZ株式会社

LINE公式アカウントを専門とするマーケティングカンパニー、DOTZ株式会社は、第三者割当増資により総額2億円の資金調達を実施。累計調達金額は4.4億円に達した。
同社は、LINE公式アカウントを活用したマーケティング支援サービスを提供している。主な事業として、大手企業向けの「フルオーダーメイドソリューション」、成果報酬型チャットボットサービス「カリトルチャット」、および飲食店向け自動運用サービス「Ziinie for Restaurant」を展開している。Ziinie for Restaurantは、店舗に設置されたQRコードから顧客がLINE公式アカウントを登録することで、スタンプカードの発行や自動メッセージ配信を通じて再来店を促進するツールであり、運用の手間を抑えながらリピーター獲得を支援する。
代表取締役の稲益 仁氏は、出版社勤務を経て米国系エージェンシーで営業として携わった後、大手インターネット広告代理店に入社。福岡支社長や本社のダイレクトマーケティング局、CRM局の局長を歴任し、LINE公式アカウント専門の組織を立ち上げた。その後、コンサルティング会社設立やI-neでの販売企画部部長を経て、2020年11月にDOTZを創業。LINEヤフー社公認の認定講師「LINEフロントライナー」の資格保有者でもある。
国内で高い普及率を誇るLINEは、多くの企業がマーケティングツールとして活用している。近年ではLINEミニアプリの導入も進み、企業と顧客の接点として欠かせない存在になりつつある。
今回の資金調達により、成長市場であるLINEミニアプリを活用した「Ziinie for Restaurant」事業の販売代理店網の構築を強化するとともに、全社的な人材採用の充実を図り、さらなる事業成長を加速させていく考えだ。
画像はDOTZプレスリリースより