Zaimo、AIエージェント「Zaimo.ai」の高度化に向け1億円の資金調達を実施

Zaimo、AIエージェント「Zaimo.ai」の高度化に向け1億円の資金調達を実施

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経営管理AIエージェント「Zaimo.ai」を提供するZaimoは、シードラウンドで第三者割当増資による約1億円の資金調達を実施した。今回のラウンドには、デライト・ベンチャーズ、DEEPCORE、千葉道場ファンド、East Ventures、エンジェル投資家が参加している。調達した資金は、事業計画作成機能や予実管理機能の強化、AIエージェントの高度化に充てられる予定だ。

Zaimo.aiは、事業計画の作成や予実管理を効率化するAIツールで、事業計画を簡単に作成できる。今回提供を開始したAIエージェント機能(β版)を活用することで、事業計画に不慣れなユーザーでもAIのサポートを受けながら計画を構築できる。事業計画作成後には自動でグラフ化ができ、ダッシュボード管理も可能。経営管理業務を効率化し、迅速な意思決定を可能にする。

近年、AIの進化や地政学リスクの高まりにより、企業の経営環境は不確実性を増している。一方、従来の管理ツールでは事業計画の見直しに手間がかかり、データの収集・統合も煩雑で、即時の判断が難しい。さらに、経営管理は属人的になりやすく、専門人材の不足も課題となっている。こうした状況の中、AIを活用した経営管理ツールの需要が高まっており、Zaimo.aiはそのニーズに応えるプラットフォームとなる。

2025年2月には、AIを活用した経営管理の効率化を通じて、日本企業の生産性向上や経営管理人材不足の解消のさらなる貢献を目指し、日本経済団体連合会(経団連)に入会した。

代表取締役CEOの古城 巧氏は、大学院修了後、2012年にバークレイズ証券の株式調査部に入社。2015年には戦略コンサルティングファーム、ローランド・ベルガーにて事業戦略策定や新規事業立ち上げ、M&A支援などを担当。2019年にはベンチャーキャピタルSTRIVEに入社し、スタートアップ投資やハンズオン支援を担当した後、2023年1月にZaimoを設立し、経営管理AIエージェントZaimo.aiの開発・提供を行っている。

今回の資金調達とAIエージェント機能の提供開始により、経営管理の効率化・高度化をさらに推進し、企業の経営環境改善に貢献することが期待される。

画像はZaimoプレスリリースより

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