ライフエンディング領域のDXを加速──ALL in、8億円調達で「1日葬・家族葬のこれから」を拡大

ライフエンディング領域のDXを加速──ALL in、8億円調達で「1日葬・家族葬のこれから」を拡大

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株式会社ALL inは、Dual Bridge Capitalをリード投資家とし、Tycoon Capital、静岡キャピタル、コロプラネクスト、ごうぎんキャピタル、葬儀会社7社を引受先とする第三者割当増資により、総額8億円の資金調達を完了した。

「1日葬・家族葬のこれから」は、家族葬・一日葬に特化した葬儀プラットフォームで、全国2500カ所以上(2026年2月時点)の提携式場を掲載する。核家族化や参列者減少などを背景に、葬儀の選択肢が広がる一方で、利用者にとっては「費用やプランの比較が難しい」「必要な内容を適切に選びにくい」といった課題が残りやすい。こうした状況に対し、同社は“納得感のある選択”を支える仕組みづくりを進めている。

同サービスの中核となるのが、提携葬儀社・式場の「空き時間・空室」を活用する独自の“空室稼働モデル”だ。稼働していない枠を有効活用することで、設備や運営体制はそのままに、費用を合理化しやすい設計としている。これにより、利用者は品質や安心感を重視しながらも、予算に合わせた選択をしやすくなるという。

サービス イメージ図

利用者にとっては、掲載式場の中から条件に合う葬儀社を比較・検討しやすく、希望に沿った内容で手続きを進めやすい点が特徴となる。一方、提携葬儀社側にとっても、送客・空き枠の活用による稼働率向上で収益の拡大につながり、プラットフォームと地域事業者が共に価値を高めるモデルを志向している。こうした仕組みが利用者に支持され、利用者満足度は96%に達している。

代表取締役社長は和田翔雄氏。新卒で老舗葬儀社のアルファクラブ武蔵野に入社。その後、「小さなお葬式」を運営するユニクエストに参画し、取締役として約10年間にわたり管理部門・事業部門の責任者を歴任、事業成長を牽引した。全国葬儀受注件数No.1を6年連続で達成。続いて、都内23区の約7割の火葬を担う東京博善株式会社に副社長として入社し、半年後に社長に就任。就任後3年で複数の改革を実行し、業績を大きく伸ばした実績を持つ。

本資金調達を通じて、「1日葬・家族葬のこれから」のプロダクト改善と提供サービスの拡充を進め、ライフエンディング領域におけるDXをはじめとした新たな付加価値の創出を目指す。あわせて事業拡大に向け、営業・企画人材に加え、将来の新規上場を見据えたCFOやコーポレート人材の採用も加速する方針だ。

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