株式会社みんなの社食

こんにちは!ケップルが運営するYouTubeチャンネル「スタセン!(スタートアップ潜入チャンネル)」制作チームです。今回は"有名店社食"サービスを提供する、株式会社みんなの社食を取材しました!
ランチが社内コミュニケーションの起点になる「みんなの社食」
みんなの社食は、オフィスに有名店の食事を届ける有名店社食サービスを企画・運営しています。弁当や冷凍惣菜ではなく、食べログ百名店等の人気店のメニューをオフィスへ届け、ジャーで保温して出来立ての熱々クオリティをビュッフェ形式で提供しています。導入は机2つ分程度の省スペースで可能で、社内で準備・取り分けて食べる体験を通じてコミュニケーション活性化も実現します。

今回の動画では、港区にある同社オフィスに伺い、代表取締役CEOの齋藤 武仁氏にインタビューしました。同社の提供するサービスの強みや今後の展望などについて詳しくお話いただきました。本記事ではその内容の一部をご紹介します!
有名店の“できたて”が、オフィスに来る──「みんなの社食」がつくる新しいランチ体験
――事業概要について教えてください。
齋藤氏:私たちは「みんなの社食」というサービスを展開しています。これは、有名飲食店の料理を日替わりでオフィスに届ける新しい形の社食サービスです。食べログ百名店に選ばれた店舗や、評点3.7〜3.8といった行列必至の人気店の料理を、毎日違うお店、違うメニューで楽しめるのが最大の魅力です。しかも、お弁当ではなくビュッフェ形式で、熱々のできたてをそのまま提供しているのが大きな特徴です。
ご飯ジャーやスープジャーごとデリバリーするため、キッチン設備がなくても、机2つ分程度のスペースがあれば導入が可能です。社員の方はワンコイン(500円)で本格的な料理を楽しむことができます。
導入企業にはオリジナルののぼり旗も提供しており、自社の社食のような演出が可能です。そうした特別感からエンゲージメントの向上や社内の一体感づくりにもつながっており、自然と社員同士のコミュニケーションが生まれるのも特徴のひとつです。
実際に提供時は、社員同士が並びながら自然に会話を始めたり、「みんなで取り分ける体験」自体が楽しいという声も多くいただいています。まさに“大人の学校給食”のようなコンセプトで、高い評価をいただいています。
また、普段なかなか行けない有名店の料理が食べられるとあって、「これが食べたいから出社した」という声も少なくありません。リモートワークが定着して出社率の低さに悩む企業も多い中で、このサービスをきっかけに出社が増え、オフィスに笑顔と活気が戻ってきたという嬉しい反響も多くいただいています。
もともとカレーを中心にスタートしたこともあり、カレーのラインナップは非常に充実しています。スパイスカレーをはじめ、日本人に親しまれている欧風カレー、スープカレー、本格的なインドカレーまで、幅広いジャンルを取り揃えています。最近はカレー以外のメニューも毎月拡充しており、エスニック系ではカオマンガイやガパオ、麻婆豆腐や親子丼の名店メニュー、サラダ中心のヘルシーなメニューなどを提供しています。現在はラーメンにも挑戦しており、メニューの幅を着実に広げています。

――創業の背景は?
私のキャリアの始まりは、学生時代にさかのぼります。法人向けフードデリバリープラットフォームで、前身となる事業「みんなの食堂」を立ち上げたのが最初の一歩でした。
当時の「みんなの食堂」は、今とは少し形が違いましたが、「熱々のまま料理を届ける」というコンセプトは変わらず、多くの企業様に導入いただくまでに成長しました。ところが、2020年のコロナ禍で事業は中断を余儀なくされ、クローズとなってしまいました。
その後、新卒で大手メガバンクに入行した後、べンチャーキャピタルでの投資事業に携わり、イスラエルでの海外生活を経験するなど、さまざまな経験を積みました。帰国後、たまたま大企業の社員食堂でランチをする機会があり、食事は体の栄養だけでなく、午後の活力や心の栄養にもなるものだと改めて実感しました。
その際強く感じたのが、社員食堂のある会社とない会社の間にある大きな格差です。実は社員食堂を持つ企業は、日本全体のわずか0.3%程度にすぎません。設置には多額の工事費がかかり、水回りやスペースの制約も大きいため、どうしても大企業だけのものになってしまっているのが現状です。
さらに、都市部の高層オフィスではランチタイムにエレベーターの混雑だけで地上に降りるのにも一苦労。地下の飲食店街やコンビニはどこも行列で、価格も高めです。そのため、おにぎりやカップ麺で済ませたり、昼食を抜く人も少なくありません。
こうした背景から、「みんなの食堂」のようなサービスはやはり社会に必要だという思いが再び強まり、もう一度この事業に挑戦することを決意しました。
働く人のランチを、楽しく豊かに。食で会社と日本を元気にする
――今後の展望について教えてください。
私たちは、昨年6月に登記を終えたばかりの、まだシードステージのスタートアップです。今年3月にサービスをβローンチし、先月あたりからPMF(プロダクト・マーケット・フィット)を実感できるフェーズに入ってきました。導入企業が数カ月待ちになるほど一気に増えており、非常に良い反響をいただいています。
もともとは週1回の利用を想定し、まずはカレーに特化してスタートしました。ただ、実際に導入いただいた企業からは「週5回使いたい」という声が多く寄せられています。そこで現在は、毎日違う店舗、違うジャンルのメニューを楽しめるサービスへと進化させることを中心に考えています。
特にメニュー拡張の一環として力を入れたいと考えているジャンルが「ラーメン」となります。多くの方にとって、オフィスでラーメンといえばカップ麺や電子レンジ調理の麺が一般的だと思います。しかし私たちは、その場で麺を茹でて湯切りし、できたて熱々のラーメンを提供することで、まるでラーメン店で食べているかのような新しい顧客体験を届けたいと取り組んでいるところです。
今後も顧客体験をさらに高めるため、さまざまな店舗や商品ラインナップを拡充していきたいと考えています。
――実現したいビジョンとは?
私たちは「働く人のランチを楽しく豊かに」というミッションを掲げています。その先には、食を通じて働く人、そしてその会社、さらに日本全体を元気にしたいという想いがあります。
働く毎日は、楽しいことばかりではありません。会社員として日々忙しく、大変なことも多い中で、お昼ごはんを抜いたり、カップ麺で済ませたりしてしまう人も少なくありません。ですが、毎日熱々で、できたての本当においしい食事をとることができたら、「午後からも頑張ろう」と前向きな気持ちになれるはずです。
食べログ百名店レベルの料理をオフィスで味わえるような体験を日常にすることで、ランチをきっかけに気持ちが前向きになり、仕事への集中力が高まり、その結果として企業の成果にもつながっていく。そして「みんなの社食」が多くの企業に広がっていけば、その成果が社会全体にも良い影響をもたらすと信じています。私たちは、そんな世界の実現を目指しています。

動画では社食体験の様子もご紹介!
スタートアップハンターHaruが実際に社食体験をさせていただいた様子もご紹介しています!できたて熱々のランチ体験をぜひ動画でご視聴ください!(動画ページはこちら)

「スタセン!」では今後も注目スタートアップを取材していきます。次回もぜひお楽しみに!
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「スタセン!」制作チーム
「スタセン!」制作チーム
ケップルが運営するYouTubeチャンネル「スタセン!(スタートアップ潜入チャンネル)」制作チーム。注目スタートアップ企業に潜入取材し、その開発技術やサービス、企業の魅力を紹介する。










