モースマイクロ、シリーズCで8800万豪ドル調達──Wi-Fi HaLowチップで「IoT 2.0」を牽引
オーストラリア発の半導体スタートアップ、モースマイクロ(Morse Micro PTY. LTD.)はシリーズCラウンドで8800万豪ドル(約5900万米ドル)の資金調達を実施した。同ラウンドにはメガチップス、ナショナル・リコンストラクション・ファンド、ブラックバード、メイン・シーケンス、ユニシードなどの投資家が参加した。 同社は2016年設立のファブレス半導体メーカーで、主にIEEE 802.11ah規格に基づく「Wi-Fi HaLow」対応の無線チップを開発している。ファブレスとは自社で製造設備を持たず、設計と開発に特化する形態を指す。Wi-Fi HaLowはサブギガヘルツ帯(主に900M
