尿検査とAI技術でがんの早期発見を目指すCraif、シリーズCラウンドで10億円を調達
尿中マイクロRNAとAIを活用したがんの超早期発見技術を開発するCraifは、2024年12月、シリーズCラウンドの1stクローズとして、プロサッカー選手の本田 圭佑氏が率いるファンド「X&KSK」から第三者割当増資による10億円の出資を受けたことを発表した。これは同ファンドにとって過去最大の投資額となった。 同社が提供するがんリスク検査サービス「マイシグナル®」は、尿中に含まれる「マイクロRNA」という物質をAIで解析し、がんのリスクを早期に発見するというものだ。従来のがん検査は血液や組織の採取が必要で、患者にとって身体的負担が大きいという課題があった。一方でCraifの技術は、尿を用いた検
