汗分析スタートアップPITTANが1.5億円調達ーポータブル分析機器の開発加速へ

汗分析スタートアップPITTANが1.5億円調達ーポータブル分析機器の開発加速へ

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KEPPLE編集部

汗分析サービスを運営するPITTANが、第三者割当増資により約1.5億円の資金調達を実施したことを明らかにした。

今回のラウンドでの引受先は、クオンタムリープベンチャーズ、岡三キャピタル、神戸大学キャピタル、京都キャピタルパートナーズの4社。

同社が開発しているのは、汗を分析することで体内の栄養状態を可視化するサービス。現在は汗の情報から肌のコンディションを分析・可視化するサービスを提供している。肌に貼るだけの専用キットで汗を採取し郵送すると、汗に含まれるアミノ酸を分析し、アプリ上で可視化して肌の状態改善に向けた提案がされる。

同社は、辻本氏とCTOの児山氏が2022年に共同創業した。辻本氏は京都大学でMEMS(微小電気機械システム)分野の修士・博士課程を修了後、東京エレクトロンの研究部門を経て、京都の半導体メーカーであるロームに勤務。その後、コンサルファームやVCでの経験を経て、スタートアップスタジオを設立。PITTANはそのパイロットプロジェクトとして、東京大学薬学系研究科の角田准教授、島津製作所出身の児山氏と共に立ち上げた。

今回の調達資金は、ポータブル分析機器の開発に充当する。専用キットにより採取した汗を、郵送することなくその場で15分程度で分析できる体験の提供を目指している。ポータブル分析機器の開発を加速し、スキンケア領域やフィットネス領域におけるパイプライン拡大を進めるという。

画像はPITTANプレスリリースより


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  • #ヘルスケア検査
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