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店舗運営を革新する自律ロボット、MUSEが創造する小売業界の新常識

店舗向けロボット開発のMUSEが、融資を含めて総額5.7億円の資金調達を実施した。
今回のラウンドの引受先は、インキュベイトファンド、XTech Ventures、グローバル・ブレイン、Spiral Capital、東芝テック、 キャナルベンチャーズ、三菱HCキャピタル、みずほキャピタル、山口キャピタルの9社。
MUSEが開発する「Armo」は、小売店舗での利用に最適化された自律移動ロボットだ。ZMPで物流ロボット事業の立ち上げに携わったCEOの笠置氏が、CTOの石川氏と共同で設立して開発を始めた。
Armoは、品出しやピッキング作業時に発生するバックヤードや商品棚からの搬送を自動化する。売り場の状況をスキャンすることで、店舗に足を運ばずに在庫や売価を確認することも可能だ。小売店舗における人手不足の解消やスタッフの生産性向上に貢献する。
Armoは2023年11月に先行予約を開始。翌年1月には、ニューヨークで開催された小売業界世界向けの展示会にも出展し、デモンストレーションを初公開した。同年3月にはEY新日本有限責任監査法人が企画する 「EY Innovative Startup 2024」 に選出された。
大手食品スーパーマーケットチェーンのベルクでは、2023年12月からArmoの運用検証を開始。この6月より、埼玉県の和光西大和店及び北坂戸店にてArmoの稼働を開始していく予定だ。
(画像はMUSEプレスリリースより)
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