日本の健康習慣を変える低価格フィットネスジム、手軽で質の高い体験を全国へ

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KEPPLE編集部

低価格のフィットネスジム「LifeFit」を運営する株式会社FiTがシリーズAラウンドにて、第三者割当増資および金融機関からの融資により、約6億円の資金調達を実施したことを明らかにした。

今回のラウンドでの引受先は、ニッセイキャピタル、XTech Venturesをはじめとする5社。

今回の資金調達によりLifeFitの出店を加速し、2025年までに1000店舗の出店と100万人の会員獲得を目指す。

会員登録後すぐに使える低価格フィットネスジム

LifeFitは、アプリを通じて最短1分で24時間いつでも利用開始が可能なフィットネスジムだ。手ぶらでの利用や外靴のまま入室が可能であり、手軽さ、通いやすさを追求している。

ジムの様子
同社が提供するアプリ「FitGo!」で会員登録を行い、ジムの利用チケットを購入することで即座にジムの利用が可能だ。30日通い放題が月額2980円、その日限りの利用は500円と低価格で、入会費用や管理費用は発生しない。

2022年2月にオープン後、2023年7月時点で全国24店舗を展開し、約1万人の会員が利用する。今後もフランチャイズオーナー向けの支援を強化し、さらなる店舗拡大を目指す。

今回の資金調達に際して、代表取締役CEO 加藤 恵多氏に、今後の展望などについて詳しく話を伺った。

通いやすいフィットネスジムの不足が大きな課題

―― これまで、フィットネス業界にはどのような課題がありましたか?

加藤氏:アメリカではフィットネス参加率が約20%である一方で、日本ではフィットネスジムの参加率は約4%と、かなり低くなっています。

原因として、日本国内ではフィットネスジム自体の普及が不十分であることが挙げられます。運営がアナログで負担が大きく、オーナーによる経営が難しいためにフィットネスジムがあまり増えていないのです。

通いやすい場所にジムがないことやトレーニングの方法がわからないことに加えて、アナログな入会手続きや、高額な会費による継続の難しさも参加率があがらない要因です。

2025年には年間医療費が60兆円に達し、生活習慣病の予備軍が2000万人を超えると予測されています。こうした課題に対して、フィットネスを通じて、少しでも心身の健康を保つような取り組みが非常に重要です。

―― LifeFitの特徴や優位性について教えてください。

専用のアプリFitGo!をダウンロードし、会員登録と利用チケットの購入をすれば、即座にLifeFitを利用することができます。さらに、低価格ながらも高品質なフィットネスジムとして、初心者から上級者まで幅広い利用者にご利用いただいています。

FitGo
低価格ジムは国内にいくつか存在しますが、それらはエクササイズに注力しているのに対し、LifeFitはフィットネスに特化しているのが大きな特徴です。フィットネスに対する学びや継続に重点を置いており、明確な違いがあります。

スタートアップスカウト

―― 創業のきっかけを教えてください。

大学在学時、コロナの流行により授業が中断し、元々好きだったフィットネスのパーソナルジムを立ち上げました。クラウドファンディングを活用して学生専用のフィットネスジムも立ち上げ、当初は生活費を稼ぎながら勉強をできれば良いなと思い、スタートアップとしての起業は考えていませんでした。

ジムを運営する中で、お客様がフィットネスを通じて生活が豊かになっていく姿を実感する一方で、課題も感じ、ITを活用することで日本にフィットネスを広げたいと考え、LifeFitのビジネスを始めました。

ジムの様子
当初はLifeCoachという社名でした。人々の生活を前進させるサービスを提供するという創業時の思いは変わっていませんが、「Fitness」と「IT」を組み合わせて、生活をより充実させたいという思いから、2023年5月にFiTという社名に変更し、取り組みを続けています。

多くの人にフィットネスを届ける

―― 資金調達の背景や使途について教えてください。

さらに出店を加速し、2025年末までにLifeFitの店舗数1000店舗、会員数100万人を達成するための資金として、今回の調達を行いました。

フィットネスジムの出店を加速するには、実際に出店したオーナーを成功に導くことが重要です。すでに出店済みのオーナーに限らず、今後の出店を希望するフランチャイズオーナー候補からの問い合わせも非常に多くいただいています。

こうしたオーナーに成功体験を提供することで、エリア内でさらに新店舗を増やしていただきながら、合計1000店舗の出店を目指します。そのためのサポートや開発を行う人員の採用を強化していく予定です。

―― 今後の長期的な展望を教えてください。

LifeFitの供給を増やすことに加え、会員向けにデジタルな体験を強化していきます。具体的には、トレーニング記録の自動取得やパーソナライズしたトレーニングの提案に加え、ジムにいないときでも、トレーニングの学習や食事のアドバイスなどを通じて、フィットネスへの課題感を網羅的に解決していきます。

事業を行う中で、フィットネスに限らず、精神的にも健やかになれるウェルネスへの展開を進め、FiTという会社が存在することで日本国内の人々の生活が豊かになるようなサービスを提供していくために取り組んでいきたいと思います。

株式会社FiT

株式会社FiTは、アプリを活用したフィットネスジム『LifeFit』・フィットネスジムの管理アプリ『FitGo!』を開発・運営する企業。 『LifeFit』は、ユーザーが専用アプリにて会員登録・決済手続き・入退室・休会申請など、ジム利用に関する手続きができるフィットネスジム。 『FitGo!』は、ジムの入会や退会などの手続きができるアプリ。同アプリは、ユーザーが会員登録をしたのち、地名からジムを検索してスマホをジムのチケットとして利用できる。ユーザーの利用頻度に応じて、サブスクリプションチケットやその都度使用するワンタイムチケットの選択が可能。

代表者名加藤恵多
設立日2020年12月3日
住所京都府京都市中京区河原町通二条下る一之船入町537番地20FIS御池ビル405
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