スパイスコード株式会社

業務AIエージェントを活用した販売管理ERPサービス「ロカルメ・オーダー」を開発・提供するスパイスコード株式会社は、JBCCホールディングスを引受先とする第三者割当増資によって約1億円の資金調達(資本提携)を実施した。
スパイスコードは、ERP/業務AIエージェントプラットフォームの開発・提供を行う企業。背景には、業務の多様化・複雑化により現場の事務作業やシステム運用負荷が増す一方で、人手不足やIT人材不足が深刻化していることがある。こうした状況から、基幹業務のデジタル化に加え、AIによる業務自動化・標準化への注目が高まっている。
主力プロダクトは、業務AIエージェントを搭載したERP・業務プラットフォーム「ロカルメ・オーダー」だ。多様化する販売チャネルや商品、顧客要望に伴って増える事務作業・ワークフローを、システム開発なしのノーコードで自動化し、製造・建築・運輸・アパレル・食品・通販など幅広い業界に対応する。エンジニアの稼働を前提とせず、誰でも簡単に自動化フローを構築でき、標準機能とAIによる自動タグ付けで自社固有の業務フローも再現可能だ。発注・受注・在庫・仕入・商品・請求・アカウント管理までを一気通貫で扱い、外部受注取り込みや倉庫連携、在庫自動割当などにも対応する。
企業の基幹システムでのAI活用への期待が高まる中、スパイスコードはロカルメ・オーダーを展開してきた。東証プライム上場のJBCCは、アジャイル×ローコードの基幹システム「超高速開発」と豊富な業務知識・顧客基盤を強みに持つ。両社の強みを掛け合わせることでシナジーが見込めるとして、提携に至った。
調達資金は、ロカルメ・オーダーの販路拡大や、AIエージェント技術のエンタープライズ領域への応用強化に活用される。具体的には、JBCCの持つ幅広い顧客基盤と業務知識を活かし、ロカルメ・オーダーのエンタープライズ市場展開の加速、業種・業態ごとに最適化されたソリューションの共同開発などを目指す。また、JBCCのノウハウと、スパイスコードのAIエージェント技術を組み合わせることで、基幹システム開発における要件定義・設計段階における自動化等を検討しているという。
スパイスコードは引き続き、各領域の事業会社との戦略的協業を目的とした提携機会を模索していく方針だ。









