縦型ショートドラマ制作のGOKKO、撮影スタジオ設立と専用アプリを発表

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縦型ショートドラマ制作の「ごっこ倶楽部」を運営するGOKKOは、縦型ショートドラマ特化型撮影スタジオ「studio505」を設立した。このスタジオは、スマートフォンでの視聴を前提に、カメラワーク、ライティング、セットデザインを最適化した撮影環境を完備し、年間1000本の制作を目指す。 

同社は2021年に6人で結成され、2022年に法人化した。ごっこ倶楽部は、縦型ショートドラマを作り続けるクリエイター集団だ。企画、脚本、撮影、編集、マーケティングまでを一貫して行う制作体制を構築している。 TikTokやYouTube Shortsを中心に、これまでに累計50億回以上の再生数を記録。SNS総フォロワー数460万人を突破し、日本のショートドラマ市場を牽引してきた。

代表取締役の田中 聡氏は、大学卒業後、セプテーニ、ビズリーチ、ファベルカンパニーで事業責任者や採用責任者を歴任。また、飲食店「アンプール」4店舗のバイアウトに携わった連続起業家でもある。2022年2月にGOKKOを設立し、代表取締役に就任した。

studio505は、505坪の広さを持ち、学校、オフィス、バー、リビング、カフェなど18の撮影セットを完備している。多様なシチュエーションでの撮影が可能となり、効率的な制作体制を実現している。さらに、2025年2月15日には、縦型ショートドラマ専用アプリ「POPCORN」をリリースし、制作から配信までを一貫して行う体制を構築する予定である。 

近年、スマートフォンの普及に伴い、縦型動画の需要が高まっている。特にTikTokやYouTube Shortsなどのプラットフォームで、短尺の縦型コンテンツが若年層を中心に人気を集めている。

今後、クリエイターがスピーディーに作品を生み出せる体制を構築し、若手クリエイターがキャリアを積める場を提供する。将来的にはオリジナルIPの開発、縦型ドラマの海外展開 も視野に入れているという。

画像はGOKKOプレスリリースより

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