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CO2排出量可視化クラウド「ASUENE」を提供するアスエネが、機能強化を目的とし、API連携サービスを提供するAnyflowの100%の全株式を取得。完全にグループ会社化したことを発表した。
Anyflowは、SaaS間のAPI連携を自動化する iPaaS「Anyflow」を提供している。ノーコードで自社の業務で使うSaaSを連携でき、開発に費やす時間を削減することが可能。同社はエンジニアの坂本 蓮氏が2016年2月に設立。2020年1月には、プレシリーズAにてグローバル・ブレイン、グロービス・キャピタル・パートナーズなどを引受先とした約2.2億円の資金調達を実施。2024年7月には、正式リリースから1年を迎え、連携の実行回数が累計2400万回を超えた。同年10月には、外部連携先のデータをCSVで取り込む機能もリリースしている。
AnyflowのAPI連携技術により、ASUENEはCO2排出量データの収集が効率化される。これにより、企業はデータ連携の時間とコストを削減し、取得精度も向上。サプライチェーン全体のCO2排出量が可視化しやすくなり、脱炭素経営の推進がスムーズになる。
ASUENEは、企業の脱炭素経営を支援するクラウドサービスだ。CO2排出量の可視化、削減コンサルティング、サプライチェーン全体の報告・情報開示までワンストップで対応。環境データの一元管理で業務負担を約70%削減し、サプライチェーンの脱炭素経営を支援する。ESG取組み評価・改善支援ができる「ASUENE ESG」や、脱炭素・EGS人材に特化した転職プラットフォーム「ASUENE CAREER」も提供している。
2024年11月現在のASUENEの導入社数は10,000社以上。サービス継続率は99%と高く、さまざま業界の企業が活用している。
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