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ゲームプレイが社会課題解決に直結、DEAが見出したWeb3ゲームの新路線

シンガポールを拠点とするDigital Entertainment Asset Pte. Ltd.(DEA)は、同社の持株会社であるPlayMiningに対し、ZUU Fundersが組成した「ZUU ターゲットファンド for PlayMining 投資事業有限責任組合」を通じ、約10億円の社債による資金調達を実施した。
DEAは、Web3技術を活用した課題解決型ゲームプラットフォーム「PlayMining」を展開する企業である。同プラットフォームでは、ゲームを通じて社会課題の解決を目指し、NFTマーケットプレイス「PlayMining NFT」や、独自の暗号資産「DEAPcoin(DEP)」を提供している。また、具体的なゲームタイトルとして、電柱撮影ゲーム「PicTrée(ピクトレ)」や、AI搭載ロボットを活用した遠隔ゴミ分別ゲーム「Eco Catcher Battle」などがある。
同社の創業者兼CEOである吉田直人氏は、過去にゲーム・アニメ関連企業を立ち上げた経験を持ち、現在はWeb3技術を活用した社会課題解決型ビジネスの推進に取り組んでいる。また、共同CEOの山田耕三氏は、テレビ東京出身で、エンターテインメント業界における豊富な経験を有している。
今回の資金調達の背景には、企業向けWeb3新規事業の創出と、課題解決型ゲームプラットフォームの拡大という戦略がある。DEAは、ZUUの法人ネットワークを活用し、Web3技術を活用した新たなビジネスモデルの構築を目指す。ZUU Fundersは、投資家と成長企業をつなぐ役割を果たしており、DEAの成長を支援する体制を強化する意向を示している。
今回の資金調達により、DEAは上場準備を進めるための組織体制を強化するとともに、企業向けWeb3事業の展開を加速させる計画だ。
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