Entaar、プレシリーズAで1.5億円を調達──大企業IT企画部門向けAI共創型サービスを強化

AIクリエイティブカンパニーであるMETREA株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:平田 茉莉花)は、マーケティング企業のlife is artより総額1億円の資金調達を実施したと発表した。
同社は2025年8月に設立され、AI技術とトップクリエイターの知見を融合し、クリエイティブの新たな地平を切り拓く事業を展開。主力事業は、クリエイティブAIを活用したコンテンツ受託制作と、AIを活用した制作ノウハウを企業内に浸透させるリスキリング研修の二本柱で、あらゆる企業の表現活動を支援している。
代表取締役CEO 平田茉莉花氏は、独学で映像制作を学びキャリアをスタート。フリーランスとして多様なプロジェクトに携わる中で、AIを活用した映像制作に関心を深める。多彩な映像演出の経験とLimerenceAIの設立を経て、現在のMETREA創設へとつながった。
平田氏は、「『感性に敬意を、技術に誇りを。』 この言葉を胸に、流行の先にある“本質の美”を未来へつなぐ企業でありたい。 METREAは、人とAIのあいだに生まれる創造の灯を絶やさず、 感性が生きる社会をつくり続けます。」とコメントしている。
生成AIの進化によりクリエイティブ業界は変革期を迎えており、AI導入や運用ノウハウの不足、品質低下といった課題が浮き彫りになっている。METREAはAIとクリエイターの知見を融合し、企業の表現活動支援を通じてこの課題解決に取り組んできた。今回の資金調達により、受託制作とAI研修の体制を強化し、事業成長を加速させる。
今回調達した資金は、以下の3つに充当する計画である。
1.生成AIクリエイティブ制作体制の強化
高性能な制作マシンの導入や開発環境の整備を進め、より大規模で高度なクリエイティブ案件に対応。最先端の技術で新たな表現を実現する。
2.AIクリエイティブ研修事業の拡大
企業ニーズに応じた研修プログラムを拡充し、AIを活用した制作ノウハウをより多くの企業へ提供。クリエイティブ内製化を支援し、業界全体の創造性向上に貢献する。
3.トップクリエイター人材の採用
事業拡大を牽引する優秀な人材の採用を強化。AIとクリエイティブの未来を共に創り上げる体制を構築する。
今後も、AIとクリエイティブの融合を通じて新しい表現価値を創出し、企業や社会の創造力を拡張していく方針だ。
画像はMETREA HPより
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