タックスナップ、13億円調達──“個人で働く人”の余裕を生む基盤づくりへ

タックスナップ、13億円調達──“個人で働く人”の余裕を生む基盤づくりへ

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確定申告アプリ「タックスナップ」を提供する株式会社タックスナップは、WiL(World Innovation Lab)をリード投資家とする第三者割当増資に加え、みずほ銀行など金融機関からの融資により、シリーズAラウンドで総額13億円の資金調達を実施した。これにより、累計調達額は約16億円となる。

「タックスナップ」は、個人事業主や副業層向けの会計・確定申告アプリで、日々の仕訳から申告書の作成・提出までをスマートフォン上で完結できる点が特徴。金融機関と連携することで、支出内容を税理士監修のAIが自動判定する「丸投げ仕分け」機能を備え、確定申告にかかる時間と手間を大幅に削減する。

また、税務調査リスクを事前に可視化するチェック機能も提供しており、申告前の不安軽減を支援する。昨年度の確定申告シーズンでは利用者数が大きく伸び、直近1年間で登録会員数は約10倍に拡大したという。

個人事業主はこの10年で約40%増加している一方、約7割が納税や確定申告にストレスを感じているとされる。加えて、税理士の高齢化が進み、依頼先が見つからない、費用が高いといった課題も顕在化している。こうした背景を受け、タックスナップはテクノロジーを活用して確定申告の負担を軽減し、個人事業主が本業に集中できる環境づくりを目指している。

代表取締役CEOは田中雄太氏。じげんに新卒入社。サムライインキュベートを経て独立後、フリーランスで活動する課題を感じ、2022年11月にTxToを創業し、2025年に現在のタックスナップに社名を変更した。

田中氏は、「個人事業主・副業・フリーランスの皆さんが、時間的・経済的・心理的に『余裕』ができる環境を作りたい。それが結果的に、日本全体にポジティブな影響をもたらす。第一歩として、確定申告を『頑張らなくていい』ものにする」とコメントしている。(一部抜粋)

今回調達した資金は、新規ユーザー獲得に向けたマーケティング、プロダクトの機能拡充、人材採用などに充当する予定だという。今後も、確定申告にとどまらず、個人で働く人の時間的・精神的負担を軽減するサービス拡充を進めていく方針だ。

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