マーケティング支援サービスを提供するKEENが、消費者の興味関心を「界隈」単位で可視化する新サービス「KEEN 界隈DB」の提供開始を発表した。
同社はこれまで、データとテクノロジーを活用して企業のコミュニティマーケティングを支援する事業を展開してきた。
主力製品の「KEEN Manager」は、コミュニティ内のユーザーデータを統合的に分析し、熱心な顧客を発見・育成することで、バイラルなユーザー獲得を促進するツールだ。企業のサービスを利用する顧客の行動データを、複数のツールやプラットフォームから自動的に収集し一元化する。収集したデータをもとにユーザーの活動をスコアリングし、積極的に関わっている「スター顧客候補」を把握し、マーケティングに活用する。
今回リリースを発表したKEEN 界隈DBは、特定の趣味や関心を共有する「界隈」を中心とした購買行動への注目を背景に開発された。企業にとって、ターゲットする界隈のトレンドを理解すること重要性は高い。特に、その界隈で影響力のあるキーオピニオンリーダー(KOL)は、コミュニティへの大きな影響を与えるという。
KEEN 界隈DBは、AIを活用してSNS上の特定の趣味や関心事を軸とする「界隈」を可視化するサービスだ。企業が自社商材と親和性の高いコミュニティを特定・理解することで、ユーザーの発信を分析し、マーケティング施策に活用する。SNSデータから、コミュニティの中心人物と興味関心を明らかにし、企業のターゲティングを支援する。
画像はKEENプレスリリースより