「マイクロファイナンス×モビリティ」で見据える展開とは──南アフリカ・インド進出狙うHAKKI AFRICA

CO2回収・再資源化技術の開発を行うJCCLがシリーズAラウンドにて、4億円の資金調達を実施したことを明らかにした。
今回のラウンドでの引受先は、慶應イノベーション・イニシアティブ、DBJキャピタル、QBキャピタル、NCBベンチャーキャピタル、ニッセイ・キャピタル、インクルージョン・ジャパンの6社。
同社は九州大学発のスタートアップ企業。アミン含有ゲル※を用いた独自の方法でCO2分離回収技術の開発に取り組む。この技術は、生物の反応を応用した省エネ型システムを採用しており、従来よりも低コストで効率的なCO2回収を可能にする。排気ガスや空気中のCO2を回収し、有効利用することが可能。また、CO2回収モジュールや装置を開発し、さまざまなCO2排出源に対応できるよう最適化している。顧客のニーズに応じたCO2の回収、分離プロセスも提案する。
2024年8月には、福岡市による「令和6年度 福岡市研究開発型スタートアップ成長支援事業」に採択された。同年9月には、九州大学、JAXA、東京工業大学と共同で月面探査船内でのCO2分離・除去のための膜分離装置の設計成功も発表している。
今後は以下の取り組みを強化する計画だ。(プレスリリースより)
1.パートナー企業と共にCO₂分離回収装置および分離膜性能評価装置の販売
2.来年度実証予定の1日30kgのCO₂を分離回収できる装置の製造
3.1日300kgのCO₂を分離回収できるコンテナサイズのCO₂分離回収装置の開発
4.CO₂を高性能かつ低コストで回収するための吸収剤の製造プロセスの確立
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