資産運用コンサルティング業界向けCRMツールを提供するMONO Investmentが1.3億円の資金調達、個人投資家にやさしい世界の実現を目指す

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KEPPLE編集部

資産運用コンサルティング事業者向けCRMツールを提供する株式会社MONO Investmentは13日、プレシリーズAラウンドで、第三者割当増資にて、約1.3億円の資金調達を実施したことを明らかにした。

引受先は、INNOVATION HAYATE V Capital(新規)。

同社の運営する「MONO Investment」は、フィナンシャルアドバイザーや証券会社といった資産運用コンサルティング事業者が、個人投資家への”顧客本位”のアドバイスを行うことをサポートするために開発されたSaaS型CRMツール。
同サービスでは、顧客資産の見える化や資産運用サポート、顧客管理・事務の効率化を行うことができる。
これまで、個人の資産運用に対してアドバイスを行うには、顧客の資産全体を把握する必要があるが、各金融機関が自社以外の口座の資産状況を把握することは困難であった。

同サービスでは、その課題を解決するため、複数の金融機関等で保有している顧客の資産状況を自動で取得・更新することが可能となっている。
その上で顧客の資産状況や目標などの情報を整理し、顧客に最適なポートフォリオを自動で提案する。
このように複数口座の金融資産を自動で取得・更新が可能なサービスは日本で「MONO Investment」のみだという。
またポートフォリオの提案は、AIを活用し、機関投資家などでも使われるような計算式や理論を使用した上で、マーケット環境、顧客ニーズ、リスク選考などを踏まえて行なっている。

2021年4月30日にベータ版がリリースされてから、約1年となる「MONO Investment」だが、最初のメインターゲットとしたフィナンシャルアドバイザーの市場シェアは、既に10%程度となっており、業界内での認知度もかなり高くなってきていると代表の佐々木氏は話す。
また、今年に入ってからはフィナンシャルアドバイザーのみならず、証券会社や地方銀行などにもサービス提供を開始しており、リテール金融全体で利用されるようなプロダクトを目指し、さらなる機能拡充を進めている。

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また同社では、「投資のコンシェルジュ」という個人投資家向けサービスも展開する。
これは個人投資家が自らの資産状況を入力することで、現状のセルフチェックができるようなサービスとなっており、入力された情報を元に最適なフィナンシャルアドバイザーとマッチングするなどの機能も備える。
マッチングするフィナンシャルアドバイザーは、「MONO Investment」の利用者となっており、同サービスの利用状況などから個人投資家の資産状況や投資スタンスにあったアドバイザーを紹介する仕組みとなっている。
またメディアとしての側面も持っており、プロ投資家が実践する運用手法の専門家による解説など個人投資家向けのコンテンツが掲載されている。

これらの2つは対となるサービスとなっており、”顧客本位”での提案を行うアドバイザーへの支援を行い、そのアドバイザーと個人投資家をマッチングすることで、「個人投資家にやさしい世界」を実現していく。

MONO Investmentは、大阪大学経済学部の学友であった中西氏と佐々木氏によって2020年に創業された。
この2人は大学時代、大学生・大学院生の企業分析力を競う国際大会である「CFA Institute Research Challenge 」で日本代表として出場したチームメンバーでもあり、大学卒業後も両者金融業界でキャリアをスタートした。

その後、機関投資家などプロ向けのサービスに対して、リテール金融の資産運用向けサービスがあまり進んでいないことに課題を感じ、サービスの開発に至った。

今後の展開については、「MONO Investment」の機能拡充などを通して、分析の高度化やターゲットの拡大を進めていくとしており、リテール金融業界全体で使ってもらえるようなプロダクトへと進化させていく方針。

今回調達した資金も機能拡充のための開発およびエンジニアを主とした人材採用に充当するとしており、現在委託込み10人の社員を2倍程度まで増員する計画。

採用ページはこちら:https://monoinv.notion.site/monoinv/e06bee9632e64e388cdd5a52dddcf9e1

また足元は「MONO Investment」と「投資のコンシェルジュ」に注力するとしているものの、将来的には、プロの資産運用アドバイザーとのコネクションなどを活かし、金融教育のような資産運用の裾野を広げるための事業も展開していきたいと展望を語った。

株式会社MONO Investment

株式会社MONO Investmentは、日本の個人投資家向けサービスを開発・提供する企業。 同社は、IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)の投資提案と業務効率化をサポートする業種特化型CRM(顧客関係管理)『MONO Investment』やプロ投資家の運用手法を解説するメディア『投資のコンシェルジュ』を開発・提供する。 『MONO Investment』は、顧客情報や活動履歴の管理機能や証券会社ごとにコンプラランクや活動記録を紐づける機能、所属社員の報酬や費用をワンクリックで計算できる機能などを備える。 『投資のコンシェルジュ』は、ポートフォリオ運用等のプロ投資家が実践する資産運用手法の解説や、マーケットに関する情報を掲載するほか、ユーザーからの依頼に基づき、IFAの紹介などを行う。

代表者名中西諒, 佐々木辰
設立日2020年1月29日
住所東京都品川区南品川4丁目4番17号品川サウスタワー
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