フリーランス支援のソレクティブ、労働力不足に悩む日本の組織づくりを変革

フリーランス支援のソレクティブ、労働力不足に悩む日本の組織づくりを変革

KEPPLE編集部

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フリーランスのためのマッチングプラットフォームを運営する株式会社ソレクティブが、プレシリーズAラウンドにて、第三者割当増資による3.1億円の資金調達を実施したことを明らかにした。

今回のラウンドでの引受先は、KUSABI、千葉道場ファンド、ココナラスキルパートナーズ、KEPPLE DX Fund、90sの5社と他エンジェル投資家。

調達した資金をもとに、フリーランスの庶務業務を一元管理できるプラットフォームを構築し、フリーランスの価値を証明しながら、企業に対しフリーランスを取り入れた世界基準の組織作りを推進し、フリーランスがより活躍できる未来を実現する。

本業に注力できる環境づくりをサポート

同社はフリーランス・副業ワーカーに特化したマッチングプラットフォーム「Sollective」と、電子契約サービス「契ラク®︎ by Sollective」を運営する。

Sollectiveは、フリーランス・企業ともに完全審査制のため、フリーランスは安心して良質な案件を見つけられ、企業は即戦力となる質の高い人材の採用ができる。特定の職種に絞ることなく、幅広いスキルのフリーランスが登録しており、企業側はワンストップでチームづくりを実現することができる。また、フリーランスの専門スキルを最大限発揮できるよう、単純作業ではなくプロジェクト型で案件を進める企業とのマッチングを行っている。

サービス資料画像

契ラク®︎ by Sollectiveは、Sollectiveの登録者向けに業務委託契約書を簡単に作成できるサービスだ。フリーランスは庶務の負荷を軽減し、契約トラブルも回避することができる。案件獲得が難しい営業面のサポートやマッチング後のアフターフォローを通じて、フリーランスが本業に注力できる環境作りを支援する。また、専門スキルを持つ彼らが即戦力として活躍することで、企業はスピード感のある事業成長と労働力不足の解消を実現できる。

2022年現在のフリーランス登録者数は数千人を超え、AironWorksやByteDanceなどのIT企業を中心に導入が進む。

今回の資金調達に際して、代表取締役CEO 岩井エリカ氏に、今後の展望などについて詳しく話を伺った。

アメリカに学ぶ、フリーランスが専門家として活躍する社会

―― Sollectiveを始めようと思ったきっかけを教えてください。

岩井氏:自身のフリーランス経験が大きなきっかけです。元々私はイギリスで育ち、ロンドンの大学で工学部を卒業後、日本の住友電気工業に入社し研究開発を行っていました。そこでイノベーションはチームの多様な発想から生まれると実感し、組織づくりを一から学ぶべくUCLAへ留学し、MBAを取得したんです。そのままアメリカで企業のHRに携わる中で、フリーランスの活用により組織が活性化され、たくさんのイノベーションが起きていると知りました。

ところが、帰国後フリーランスとしてHRコンサルを行ってみると、日本でのフリーランスの地位の低さや仕事獲得のハードルの高さを実感しました。多くの企業で労働力不足が進み、社員だけで事業を回すのには限界がきています。そこで、フリーランスが専門性を持つプロフェッショナルとして各企業で活躍できる環境を作りたいと思ったことが起業のきっかけです。

フリーランスのための総合プラットフォームを構築

―― 今回の資金調達を経て、足元の事業拡大の方針について教えてください。

今回の調達資金は、プロダクト開発と採用に充てる予定です。プロダクト開発では、フリーランスの庶務業務に必要な機能を補い、一元管理できるプラットフォームを作っていきます。フリーランスをサポートするツールが充実しているアメリカに比べ、日本ではマッチング後の各業務を支援するサービスが不足しています。まずは契ラク®︎ by Sollectiveをリリースしましたが、今後は、サポートが足りていない業務を追加していき、フリーランスが本業に集中できる環境を整えていきます。

チームの採用では、マーケティングと営業の採用に特に注力し、フリーランスの地位向上のためのブランディングや、フリーランスを活用した世界基準のジョブ型組織の推進を行っていきます。私たちのチームは、多国籍なメンバーが揃っており、グローバルな経験を積んでいただける組織です。共にグローバルなスタートアップで挑戦してくださる方々を積極的に採用していきます。

サービス資料画像

―― 今後の展望を教えてください。

来年末までには、フリーランスの庶務業務に必要な全てのフローが一元管理できるようにします。それぞれの機能を開発・随時ローンチし、最終的には総合プラットフォームとして完成させる予定です。そして、労働力不足に悩む多くの日本企業がフリーランスとの協業を推進し、業界や職種問わず良いコラボレーションが起きていくよう新たな組織運営の形を発信していきます。将来的にはアメリカのように、フリーランスが憧れの職業となるような未来を実現したいと考えています。

Sollectiveのサービスにより、フリーランスが各企業でプロフェッショナルとして活躍し、企業の事業成長にも貢献していける未来を作っていきます。


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