株式会社リーディングマーク

株式会社リーディングマークは、企業の人材採用や社員の活躍を支援するHR事業「ミキワメ」シリーズを展開している。この度、同シリーズを「ミキワメAI」としてリブランディングするとともに、管理職や経営幹部の自律的成長をAIが伴走支援する新機能「ミキワメAI コーチ」のリリースを発表した。
今回リブランディングした既存の採用支援サービス「ミキワメAI 適性検査」は、顧客企業の社員データを分析して独自の採用基準を設定した上で、採用候補者の性格検査結果を分析し、その企業や部署との相性をスコアリングするサービス。一律的な基準で候補者の優劣を判断するのではなく、社員のデータと比較することで「その会社への適性があるか」を診断する仕組みだ。
また、同じく「ミキワメAI ウェルビーイングサーベイ」は、社員のケアと離職・休職の防止を目的としたサービスだ。社員の性格データと定期的に行うサーベイの結果を掛け合わせ、社員の心身の健康状態や仕事に対するモチベーションをスコアリングする。
サーベイの点数だけでなく、社員の性格データも活用することで、パーソナライズされたケアを可能とするという。

そして1on1支援プロダクト「ミキワメAI マネジメント」は、ウェルビーイングサーベイの結果から、上司と部下の性格・状況に合ったコミュニケーション方法をAIが自動提案したり、1on1の進捗を一元管理したりする機能を搭載している。利用者はAIにチャット形式で相談することで、1on1でどのようなフィードバックをすべきか等の具体的なアドバイスを得ることができるという。
代表取締役社長は飯田悠司氏。同氏は2008年に同社を創業し、性格検査技術の研究開発を進め、2020年に性格検査サービス「ミキワメ」をリリースした。現在までに蓄積している6000社、200万人以上(同社発表)の性格・内面データを活用したHRサービスを提供している。
国内の労働市場では、構造的な人手不足が深刻化している。2025年時点で労働力人口は一時的に7000万人を超えたものの、2030年には数百万人の労働力が不足すると推定されており、企業の採用難易度は高まり続けている。このような環境下で、既存社員の生産性向上や定着率改善の取り組みに注目が集まっている。
今回のリブランディングについて、同社は「測る」だけでなく「導く」機能を強化するとしている。飯田氏は、「これまでHRテックの主流は、適性検査やサーベイによって組織の状態を可視化する『測る』ことだった。しかし、測るだけでは人は変わらない。これからの企業に必要なのは、今いる社員の才能を開花させ、生産性を高めるための具体的な行動を促すことだ」と語る。
また、今回リリースを発表した新サービス「ミキワメAI コーチ」は、経営層・管理職の自律的成長をサポートすることをコンセプトとし、研修とAIによる継続フォローをセットにしたプロダクトである。1日研修で行動目標を設定し、以降はAIコーチが月次で対話を行い、「今月は宣言通りに行動できたか」「何が障壁だったか」といった問いかけを通じて、自律的な成長サイクルを回す仕組みとなっている。

飯田氏によれば、「企業の教育研修費は年間多額にのぼるが、研修で学んだ内容が現場で実践されず一過性のイベントで終わってしまう課題があった。AIを活用することで、外部コーチを雇うコストをかけずに、全てのリーダー層へ質の高いフィードバック環境を提供することが可能になる」という。
飯田氏は今後の展望について、「これまでは離職を減らすことにフォーカスを当てていたが、活躍を増やすというところもダブルで実現していきたい。No.1のHRプラットフォームとして名乗りを上げていく」と語った。
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