バーチャルIP事業を手がけるBrave group、目指すは世界で愛されるコンテンツの創出

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KEPPLE編集部


VTuberグループのプロデュースや運営を行うIP事業などを手がける株式会社Brave groupがシリーズDラウンドファーストクローズとして、第三者割当増資による19.9億円の資金調達を実施したことを明らかにした。

今回のラウンドでの引受先は、シンプレクス・キャピタル・インベストメント、東京理科大学イノベーション・キャピタル、マネーフォワードベンチャーパートナーズ、リヴァンプ、アドウェイズ・ベンチャーズの5社。

今回の資金調達により、グローバル展開の促進と国内外におけるM&Aやアライアンス強化による事業の多角化を進め、さらなる事業の拡大を目指す。

メタバース領域で多角的にビジネスを展開

Brave groupは、国内外合わせて11社で構成されている事業持株会社だ。メタバース領域で、IP事業、Platform事業、Incubation事業の3つの事業を展開している。

IP事業では、VTuberを活用したeスポーツや音楽などに特化したプロジェクトを展開し、世界をリードするグローバルIPの創出へ向けて、プロデュースを行っている。現在、800万人を超えるファンに支持されている。この領域では、ANYCOLOR、カバーに続いて第3位のポジションとなっている。

また、Platform事業では、自社で開発したメタバース構築エンジン「Brave Engine」を活用し、企業のメタバース進出をサポートしている。また、アバターを通じてどこからでも学べる「ME キャンパス」も提供している。

さらに、Incubation事業では、主にeスポーツを中心とした事業展開を行っており、オンラインでゲームのスキルを学べる「CR GAMING SCHOOL」やeスポーツイベントの運営などを手がけている。

Brave group 事業展開

今回の資金調達に際して、代表取締役 野口 圭登氏に、今後の展望などについて詳しく話を伺った。

国内最多のVTuberプロジェクトを展開

―― 御社のビジネスの特徴、強みについて教えてください。

野口氏:現在準備中のものを含めて、8つほどのVTuberプロジェクトを展開しており、国内企業では最も多くのプロジェクトを運営しています。さらに、音楽やゲームなどさまざまなジャンルに特化しており、各ジャンルごとに独自の戦略を展開しています。私たちは後発企業としてこの業界に参入したこともあり、特定のジャンルに特化した戦略で他社との差別化を図ってきました。

また、ユニークな点として、未上場企業でありながら、M&Aを積極的に行っています。グループ会社11社中の3社はM&Aでグループインしていただいた企業です。海外展開も積極的に進めており、現在米国と英国に2拠点を構え、今後も拡大予定です。

音楽ジャンルのプロジェクトでは、英語字幕付きでアニメソングのカバーをYouTubeで提供しています。これにより、世界中のアニメファンの方々に私たちの活動を知っていただく機会が増え、実際、視聴者の半分以上が海外からのアクセスとなっています。

―― 創業のきっかけを教えてください。

初めての起業は21歳の頃で、ペット関連のIT事業会社を設立し、26歳の時にバイアウトを経験しました。この時に、市場の成長性の見極めやスケーリングの難しさを実感しました。

この経験から、大規模な事業を展開しIPOを目指したいと考え、日本に優位性がある事業ドメインで、世界に通用するビジネス分野を探求しました。

以前と比べてモーションキャプチャーの精度が向上し、かつコストも安価になったという背景から、VTuberを活用したアイデアが生まれ、これがBrave groupの設立のきっかけとなりました。

グローバル展開と多角化戦略でトップを目指す

―― 調達資金の使途について教えてください。

今年に入り、米国と英国に拠点を設立しました。また、グローバルオーディションを開催するなど、IP事業を中心としたグローバル展開を加速させています。年内には、アジア圏に新たな拠点を立ち上げ、さらなる海外展開を進める予定です。

同時に、出資いただいた企業とのアライアンスを強化し、M&Aも積極的に行う計画です。さらに上場に向けて、グローバル事業やマーケティング分野でのポジションを中心に、採用も強化していきます。

Brave group 調達資金の使途
―― 今後の長期的な展望を教えてください。

まずは、IPOに向けた準備を進めながら、VTuber・IPという領域でトップを目指し、既存の事業を伸ばしていきます。日本の強みを活かしたグローバル展開を強化し、海外売上比率を高めていくことも目標です。

また、Platform事業では、メタバース空間で教育を受ける、診療を受ける、マッチングするというような、リアルともオンラインとも違うアバターならではの toC向けサービスを創っていくことも考えています。Incubation事業については、eスポーツ市場が過熱してきたという肌感覚がありますので、積極的に投資をしていきます。

今後も、M&Aや事業の多角化を通じて、「次世代の事業家集団」として、成長市場でさらに幅広い事業を展開していきます。新たなビジネス開発などに共に取り組んでいただける方々や企業に、ぜひ参画していただきたいです。当社のアセットを活用いただきながら共に成長していければと思います。


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