グローブ型の触覚デバイス、XR・製造分野で活用

グローブ型の触覚デバイス、XR・製造分野で活用

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KEPPLE編集部

XR向けのインタフェースデバイス「ContactGlove」などを提供するDiver-Xが、プレシリーズAラウンドにて約2億円の資金調達を実施したことを明らかにした。

今回のラウンドでの引受先は、PKSHA Capital、トヨタ紡織、いよぎんキャピタル、DEEPCOREの4社。日本政策金融公庫からの融資による2000万円の調達も含む。

ContactGloveは、振動で触覚を表現する機能を搭載したグローブ型のVRコントローラーだ。グローブを装着することにより、VR空間内のものに触れる感覚を得ることができ、ゲームやメタバース上でのコミュニケーションをよりリアルに体験することができる。また、実生活と同様のタスクを実行したり、機器やものなどを操作したりすることでリアルなシミュレーションができる。これにより、仕事のトレーニングや新しいスキルの取得などが可能となる。

ContactGloveは2022年9月に販売開始。2024年6月時点でのXR関連インターフェースラインナップの累計出荷台数は、数千台規模に到達した。主に北米・ヨーロッパ圏・韓国などの海外売上比率も3割を超えた。

VRプラットフォーム利用時に加え、VTuberなどバーチャルヒューマン領域で活用される。企業向けには、製造や医療業界における特定作業のシミュレーション用デバイスとしての利用も想定する。

2024年1月には、Meta社が提供するMeta Questシリーズのコントローラに貼り付けて装着する新デバイスを発表した。今後は、要素技術の研究開発に加え、提供ソリューションの幅を拡大するという。

画像はDiver-Xプレスリリースより

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