音楽のチカラをクリエイターに──SURF Music、630万ドルでグローバル展開を加速

音楽のチカラをクリエイターに──SURF Music、630万ドルでグローバル展開を加速

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音楽クリエイター向けデジタルマーケットプレイスを展開するSURF Music株式会社は、プレシリーズAラウンドで総額630万ドルの資金調達を実施した。出資には韓国のYG Plus Inc.のほか、日本からエニグモ、agehasprings、レインボーエンタテインメント、ヒップランドミュージックコーポレーションが参加しており、音楽業界の主要プレイヤーとの戦略的パートナーシップを通じて、プロダクト開発と海外展開を加速する。

近年、音楽業界では配信やSNSの広がりを背景に、楽曲の発掘・制作・流通のあり方が大きく変わりつつある。一方で、未発表楽曲や新しい才能が埋もれやすい構造はなお残っており、クリエイターとレーベル、企業を効率的につなぐ仕組みへの期待が高まっている。こうした中、AIやデータを活用して楽曲探索やマッチングを高度化するプラットフォームが注目を集めている。

SURF Musicは、世界中のクリエイターと音楽業界をつなぐ新たな制作インフラとして、存在感を高めている。

同社は、「Bringing Power Back to Music Creators(音楽のチカラをクリエイターに)」を掲げ、世界中の音楽クリエイターとレーベル、A&R、広告代理店、映像制作会社などをつなぐデジタルマーケットプレイスを展開している。ソングライターやプロデューサー、トラックメイカーが未発表のデモ音源を投稿し、企業側が求める楽曲を検索・発掘できる仕組みを提供する。

プラットフォームには、AIやアナリティクスを活用した検索機能「マジックサーチ」を搭載。ジャンルタグや外部URLなどをもとに、求める雰囲気やテイストに近い楽曲を見つけやすくしている。また、企業やレーベルが提示する楽曲リクエストに対し、クリエイターが制作・提案できる「コンペ」機能や、クリエイター同士の共同制作を支援する「SURF Sessions」も備え、音楽制作のワークフローをプラットフォーム上で完結できる環境を整えている。

同社によると、SURF Musicは2023年の正グローバルローンチ以降、急速に利用を拡大しており、2025年時点で世界195の国と地域から4万人以上のクリエイターが登録。新規登録者数や投稿曲数も伸びており、リミックス企画や楽曲ブリーフを通じたコラボレーションも活発化している。プラットフォーム経由で制作されたリミックス作品の公式リリース実績も増えており、クリエイターの収益機会やキャリア形成を支える基盤として存在感を高めている。

CEOの小堀ケネス氏は、「今回のパートナーシップを通じてプロダクト開発とグローバル展開をさらに加速させ、音楽クリエイターにこれまでにないチャンスを提供していきます。SURF Musicのこれからの成長にぜひご期待ください」とコメントしている。(一部抜粋)

今回の調達により、SURF Musicは音楽クリエイター、レーベル、企業をつなぐ新しい音楽制作エコシステムの拡大を進める。グローバルなクリエイターコミュニティと音楽業界の事業者を結ぶインフラとして、今後の成長を目指す方針だ。

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