インバウンド商談SaaSを運営するimmedioがシリーズAラウンドにて、第三者割当増資による3.5億円の資金調達を実施したことを明らかにした。
今回のラウンドでの引受先は、DNX Ventures、DEEPCORE、Sansan、G-STARTUP等。
immedioが提供するインバウンド商談SaaS「イメディオ」は、インバウンド商談の獲得効率を改善するSaaSサービス。商談の自動獲得、自動割振り、追客の自動化などの機能を有しており、ユーザーは効率的に顧客との商談を設定し管理することができる。また、特許技術を用いた顧客と営業担当のマッチング機能により、適切な商談の設定を実現する。
同社は浜田 英揮氏が2022年4月に設立。浜田氏は三井物産でのIT分野の新規事業担当を皮切りに、bitFlyerの米国拠点長、Sansanでのグローバル戦略統括部長などを歴任した。デライト・ベンチャーズの支援を受けてimmedioを創業した。
サービス提供開始は2022年4月。現在までに60社以上のSaaS企業に導入されているという。導入企業にはSansan、マネーフォワード、freeeなど上場しているSaaS企業の名前もある。
昨年9月には、展示会向けのツール「immedio Forms」をリリースした。名刺のテキスト化から現地での商談獲得までを一貫して行える機能を提供する。今後は、不動産や転職などBtoC事業への展開も視野に入れており、カバーできる顧客接点の拡張やAIの活用を通して、より多くの質の高いインバウンド商談創出にコミットしていくという。今回の調達資金は、新たな業界におけるPMFの確認や、インバウンド商談をさらに加速する新機能の開発に充当する。
画像はimmedioプレスリリースより