専門知識のシェアリングサービスを開発・提供するアーチーズが第三者割当増資による4.1億円の資金調達を実施した。
今回のラウンドでの引受先は、KUSABI、VISIONAL、SMBCベンチャーキャピタル、グローブアドバイザーズベンチャーズと国内外のエンジェル投資家など。
アーチーズが提供するのは、世界中の有識者にインタビューできるサービス。顧客が希望するテーマに対して、アーチーズが最適な有識者をマッチングする。アジア圏を中心とした専門知見の獲得を目的に、コンサルティングファームや投資会社が利用する。専門家のデータベースは10万人をこえるという。
有識者と投資家のインタビュー内容を書き起こしてデータベース化する「エキスパートナレッジバンク」も提供。キーワードや社名による検索でインタビューの文字起こしにアクセスし、サービス上で有識者へのインタビュー依頼をすることもできる。今後はインタビュー記事の拡充やChatGPT等を活用した機能開発を進める。
事業は世界5拠点(日本・ベトナム・シンガポール・中国・ウズベキスタン)で展開。アーチーズは、YCP Solidianceでベトナム拠点の立ち上げや現地企業への投資に携わった加藤 洋気氏が2019年に設立した。
2021年には、ユーザベースや博報堂DYベンチャーズなどから1.8億円の資金調達を実施している。今回の調達資金は、同社が持つ有識者ネットワークや顧客層の拡大に充当する。
(画像はアーチーズプレスリリースより)