東京大学松尾研発 AIスタートアップ7選

東京大学松尾研発 AIスタートアップ7選

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日本のAI研究を社会実装へ 

生成AIやAIエージェントの普及を背景に、AI技術の活用がさまざまな産業で進んでいる。そうしたなか、日本のAI研究を牽引する存在として知られる東京大学大学院工学系研究科 松尾・岩澤研究室(通称:松尾研)は、研究成果を社会実装するスタートアップの創出・育成にも力を入れている。

松尾研では、ディープラーニングをはじめとするAI技術の研究に加え、起業家育成プログラムや産学連携を通じて、多くのAIスタートアップを輩出してきた。建設や製造、物流、金融、インフラなど幅広い分野で研究成果の社会実装が進み、日本のAIエコシステムを支える存在となっている。 

今回は、東京大学松尾・岩澤研究室にルーツを持つ注目のAIスタートアップ7社を紹介する。 

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スタートアップ7選

bestat株式会社

企業HP:https://www.bestat-data.com/

製造業・インフラ現場向けの3Dデータ処理AIを開発している。3Dデータの取得・生成・処理・活用を一気通貫で支援するクラウドサービス「3D.Core」シリーズを提供する。現場のリアルな情報をデジタル上に再現し、人・機械・空間をつなぐ技術を開発。デジタルツインやフィジカルAI環境の構築、3Dデータを活用したAIエージェントの開発を通じて、リアルとデジタルがつながる社会の実現を目指している。

2026年7月には、シリーズAの全ラウンドを終了し、総額3.1億円のエクイティ調達を完了した。今回新規で参画した引受先は、栖峰投資ワークス、Darwin Venture Management Corporation(台湾)、NANKAI NEXT Ventures、みずほキャピタル、フィデアキャピタル、他3社。

株式会社ACES

企業HP:http://acesinc.co.jp/

企業向けAIソリューションを開発・提供する。企業を「AI Native」にすることを掲げ、AI OSを基盤に、企業固有の知識や業務ノウハウを活用する 「エキスパートAI」の社会実装を進めている。AI活用戦略の立案から基盤整備、業務への実装までを一貫して支援し、DXパートナーサービスとAIソフトウェアサービスを展開する。

2026年4月には、三井住友銀行と共同で、法人営業担当者の提案活動を支援するAIアプリケーションを開発し、三井住友銀行において利用が開始された。このアプリケーションは、面談準備から提案の具体化まで、法人営業担当者の一連の業務を支援するものだ。

株式会社DeepX

企業HP:https://www.deepx.co.jp/

建設機械の自動化技術を開発するロボティクス・AIスタートアップ。掘削機やバックホウ、ブルドーザなどの建設機械向けに、自動運転技術を開発するとともに、電動化・遠隔化や現場の可視化にも取り組む。建設機械の自動化を通じて、生産現場の生産性向上や人手不足の解決を目指している。 

燈株式会社

企業HP:https://akariinc.co.jp/

AIソリューションを開発・提供する東京大学松尾研究室発のスタートアップ。企業のDXを支援する「DX Solution事業」と、AIプロダクトを提供する「AI SaaS事業」を展開する。建設業向け管理業務DXサービス「Digital Billder」のほか、建設・物流・製造・卸売・小売業界向けの生成AIエージェントを提供している。

2026年1月には、三菱電機を引受先とする第三者割当増資により、50億円の資金調達を実施した。

株式会社aiQ

企業HP:https://www.aiq-index.com/

企業の決算情報などに加え、購買履歴や人流など、経済活動の実態や変化を捉えるために活用される オルタナティブデータの提供・分析支援を手がける。資産運用向けの生成AIやオルタナティブデータ分析プラットフォーム「aiQ-Sight」、データ分析支援サービスなどを提供する。AI技術とデータ分析を活用し、投資判断や企業のデータ活用を支援するとともに、データ分析の高度化に取り組んでいる。

株式会社IntegrAI

企業HP:https://integrai.jp/

インフラ・工場設備向けAIソリューションを開発する東京大学松尾・岩澤研究室発、長岡工業高等専門学校発のスタートアップ。画像認識と生成AIを活用したAI基盤モデルにより、インフラや工場設備の維持・管理業務を支援する。メーターデータの自動読み取りや異常検知、設備監視などのソリューションを提供し、宇宙、交通、電力、水処理、食品、機械加工など幅広い分野で設備管理の効率化と省人化を目指している。

株式会社HIBARI

企業HP:https://hibari-ai.com/

AI・デジタルツイン技術を活用したソリューションを開発する沼津高専発、東京大学松尾研究室発のスタートアップ。現場に寄り添ったものづくりを掲げ、デジタルツイン開発やAIシステム開発を展開する。AIカメラを活用した倉庫のデジタルツインや、AIチャットボット、設備の予知保全、人員配置・配送ルート最適化などのソリューションを提供し、現場業務の効率化や省人化を支援している。

2026年4月には、沼津信用金庫と業務委託契約を締結し、沼津信用金庫本部職員を対象としたAI活用研修および金庫内業務のDX支援を開始した。

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