建設生産をデータで標準化する──ゴーレムが8億円調達し「Gorlem Platform」本格提供へ

建設生産をデータで標準化する──ゴーレムが8億円調達し「Gorlem Platform」本格提供へ

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建設生産のデータプラットフォーム「Gorlem Platform」を運営する株式会社ゴーレムは、ANRI、清水建設、竹中工務店、HHP共創ファンド1号投資事業有限責任組合、MIRAITRONC投資事業有限責任組合を引受先とする、総額8億円の資金調達を実施した。

あわせて、Gorlem Platformの本格提供を開始すると発表。

ゴーレムは2022年1月に設立された建設・不動産分野のDX支援を目的とする企業。AI技術を活用した建設データの構造化・分析プラットフォームおよびCO2排出量自動計算ツールなどを提供している。

代表取締役は野村大輔氏。主力サービスGorlem Platformでは、見積・設計・施工など現場のデータを体系的に管理し、AIによる自動解析や業務標準化を実現する。主要機能として実績分析、図面チェック、施工計画の自動生成、見積管理などがあり、大手建設会社が同社のサービスを導入している。

今回、これまで提供してきたホールライフカーボンを算定する「排出量算定」「排出量算定・土木&排出量算定・水処理施設」や「購買仕分」「長期修繕算定」のアプリケーションに加え、新たに4つを追加する。具体的には、「実績分析&概算・予測」「図面チェック」「施工計画(施工計画・工程表の自動生成)」「見積管理」だ。これらを統合し、Gorlem Platformとして提供するとしている。

また、清水建設、竹中工務店、阪急阪神不動産の各社とは、Gorlem Platformの現場実装を前提とした共同検証・開発を進める計画だ。

今回調達した資金は、人材採用および事業基盤の強化に活用され、施工前工程を中心に幅広い領域での建設生産ソリューション提供体制を拡充する計画である。

同社は今後、サプライチェーン管理や資材調達、施工後の運用支援へと段階的に領域を拡大する。そしてデータ・業務標準を整備し、最終的に建設の自動化を推進する。生産性イノベーションを通じて、2030年までに建設業の生産革新とカーボンニュートラルの同時達成に貢献する方針だ。

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