結婚準備の新常識をつくるスタートアップ5選

結婚準備の新常識をつくるスタートアップ5選

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式場選びから契約までをアップデートする、ブライダルDXの現在地

結婚式や結婚準備をめぐる環境は、価値観の多様化とともに大きく変わりつつある。式場選び、情報収集、プランニング、費用管理、さらには結婚後の生活設計に至るまで、当事者が向き合う検討事項は山ほどあるうえに、挙式や披露宴の形式も一様ではなくなっている。

こうした中で長らく課題とされてきたのが、準備プロセスの煩雑さや情報の分断、費用や契約条件の分かりにくさだ。見積もりや条件がブラックボックス化しやすい構造、相談先が複数に分かれる非効率な導線、業界側の人手不足や業務負荷など、結婚準備を取り巻く構造的な問題は根強い。

近年は、これらの課題に対してテクノロジーを活用し、結婚準備をDXによって再設計しようとする動きが広がっている。式場探しやプランナー選定をパーソナライズするプラットフォーム、膨大な情報を整理・可視化するアプリ、準備や接客を効率化する業界向けSaaS、さらには婚前の合意形成や契約を支援するサービスまで、アプローチは多岐にわたる。共通しているのは、当事者の意思決定を支え、選択の納得度を高めようとする点にある。

本記事では、結婚準備を支える仕組みそのものを再設計するスタートアップを取り上げる。

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スタートアップ5選

株式会社トキハナ

企業HP:https://tokihana.co.jp/

ブライダル関連のプラットフォームやブライダル企業向けコンサルティングサービス、人材紹介サービスなどを展開している。式場さがし「トキハナ」は、WEB×LINEで、不透明・不自由・非効率な結婚式の情報を、元プランナーがパーソナライズして提案。費用も結婚式後に支払いができ、ご祝儀を受け取った後に無理なく返すことが可能。花嫁目線の式場選びができる。

2024年6月6日付で、社名を株式会社リクシィから株式会社トキハナに変更した。2025年7月には、アート引越センターとパートナー提携を開始。この提携により、結婚を迎える新生活の第一歩となる「引越し」のサポートが可能となる。

オリジナルライフ株式会社

企業HP:http://www.original-life.co.jp/

結婚準備のための総合情報アプリ「WeddingNews」を提供している。 「WeddingNews」は、自分らしさを演出するウェディングを望む花嫁に、挙式や前撮り、2次会含め最高のセレモニーを実現するための様々な情報を発信するモバイルアプリ。Web上にある膨大な量の結婚式に関する記事をカテゴリー分けし、様々な情報をまとめ読みすることができる。式場やエステ、前撮りなどの予約も可能。ほかにも、新規接客担当の業務効率化・人材不足課題を解決する、顧客管理DX「RAKUDA WEDDING」も提供している。

2025年3月時点で、ウェディングニュースの公式アカウントのフォロワー数が30万人を突破した。

株式会社ParaLux

企業HP:https://paralux.co.jp/

式場選びや、プランナー依頼など、結婚式作りをサポートするアプリ「BRAPLA(ブラプラ)」を運営する。 BRAPLAは、プランナー、フローリストなどアプリから選ぶことができる。自由な結婚式をかなえる、フリープランナー紹介プラットフォーム「ブラプラウェディング」やスマホひとつ、無料で結婚式の招待状を作成・回答できるWEB招待状サービス「ブラプラWEB招待状」、カードを渡すだけで贈れる、新しい引出物ギフトサービス「プラギフ」なども展開し、結婚式準備の新しい形を提案する。

株式会社なぷしゃる

企業HP:https://www.nuptial.jp/

AI(人工知能)を活用した婚前契約アプリケーション「なぷしゃる」の開発・運営などを行う。 なぷしゃるは、パーソナライズされた質問とAI分析を活用し、キャリア・ライフスタイルなどに関する対話および合意を、弁護士監修の婚前契約書などにまとめる婚前契約アプリケーション。提携する弁護士への相談や、公正証書化の支援なども行うという。

2025年7月には、イーストベンチャーズおよびエンジェル投資家の荻原国啓氏を引受先とする、プレシードラウンドの資金調達を実施した。

株式会社TAIAN

企業HP:https://taian-inc.com/

新規集客から顧客化まで「お祝い」データを管理できるという婚礼システム「Oiwaii(オイワイー)」などの開発・運営を行う。Oiwaiは、ブライダルDX総合プラットフォームで、成約率・来館率改善、集客業務の効率化の実現支援や、施行管理効率化などを行うという。集客媒体ホームページ連携機能や、問い合わせメールや来館リマインドメールの自動化機能、来館率や流入元別の成約数、プランナーごとの成約数などの分析ダッシュボード作成機能などを備える。また、挙式後のカップルや参列ゲストに関する情報を施行情報とともに一元管理する「カップル・ゲスト情報管理」などもでき、記念日や再アプローチに必要な情報を活用し、顧客化支援も行う。

2025年10月には、みずほ銀行から5000万円のデットファイナンスによる資金調達を実施した。

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