建設スタートアップBALLAS、18.4億円調達完了ーSCM開発を加速

建設スタートアップBALLAS、18.4億円調達完了ーSCM開発を加速

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​建設業向けサービスを提供する株式会社BALLASは、シリーズAラウンドにおいて総額18.4億円の資金調達を完了した。調達の内訳は、2023年3月に実施されたエクイティによる11.6億円と、今回のデットファイナンスによる6.8億円である。

デットファイナンスの借入先は、あおぞら企業投資、京都銀行、静岡銀行、商工組合中央金庫、北國銀行の5社。

同社は、建設業界で深刻化する「人手不足」や「低い生産性」といった課題に対して、建設部材のマス・カスタマイズ生産を可能にする独自のサプライチェーンマネジメント(SCM)システムを開発・提供している。

このシステムは、設計データの自動生成を起点に、発注者、製作会社、施工会社の役割分担を最適化。部材の調達から現場での施工まで、業務全体を一気通貫でつなぐことで、工期短縮やコスト削減を実現する。2024年12月期には売上が前年比3倍、売上総利益が同4倍に成長。​納品部材数は3500件に達した。

2024年末には建設業許可を取得し、設計・生産・施工のデータを一元的に取り扱う体制を整えた。​今後は、図面を基盤としたコミュニケーション機能の追加や、AI機能の強化を通じて、SCMシステムのさらなる進化を図る計画である。

組織面では、2024年初の45名から2025年1月時点で93名へと拡大。​特にプロダクト開発チームは全体の48%を占め、今後もプロダクトの開発加速と業界全体の構造改革を目指し、組織強化を進めるとしている。​

代表取締役の木村 将之氏は、​新卒で双日に入社。金属・鉄鋼資源分野において輸出入、事業投資、経営管理の3軸で経験を積んだ後、製造DXスタートアップのCatallaxyにて経営企画責任者を務めた。事業戦略と製造業の知見をもとに、2022年2月にBALLASを創業した。

今回の調達資金は、SCMシステムの機能拡充を目的としたプロダクト開発の加速、人材採用の強化、営業活動の拡充に充当する予定だ。

画像はBALLASプレスリリースより

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