経営管理システム開発のログラス、70億円調達でAI活用した機能開発強化

経営管理システム開発のログラス、70億円調達でAI活用した機能開発強化

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KEPPLE編集部

クラウド経営管理システムを運営するログラスがシリーズBラウンドにて、第三者割当増資による70億円の資金調達を実施したことを明らかにした。

今回のラウンドでの引受先は、Sequoia Heritage、ALL STAR SAAS FUND、MITIMCo、SMBCベンチャーキャピタル、Moore Strategic Ventures、Angel Bridge、三井住友信託銀行CVC、ニッセイ・キャピタル、住商ベンチャー・パートナーズ、パーソルベンチャーパートナーズ、山口キャピタル、みずほキャピタル、三菱UFJイノベーション・パートナーズ、Spiral Capitalの14社。

「Loglass 経営管理」は、企業内の散在する経営データの収集・統合・一元管理し、効率的に分析できるクラウドシステムだ。ユーザーは経営判断の精度やスピードを高め、人材・資金・設備などを効率的に活用できる。フォーマットが異なる表計算ファイルや各システムに散在するデータを統合し、見たい数値を簡単に可視化・分析できる点が特徴だ。

同社は、布川 友也氏が2019年5月に設立した。布川氏は慶應義塾大学経済学部卒業後、SMBC日興証券の投資銀行部門でM&AやIPOアドバイザリー業務を経験。その後、GameWithの経営戦略室でIR・投資・経営管理を担当した後、ログラスを創業した。

Loglassの累計導入社数は、シリーズA調達時と比較して6倍以上に成長した。7月31日には「AI予実分析レポート」の提供を開始し、オービックビジネスコンサルタント社とパートナー契約を締結した。11月には関西支社を開設し、営業・アカウントマネージャー・カスタマーサクセスの機能を設置する予定だ。今回の調達資金は、開発・デリバリー体制の強化、M&A、マーケティング・PR施策などに充当する予定だという。

画像はログラスプレスリリースより

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