AIとの対話型学習、英会話アプリ「スピーク」が31億円調達

AIとの対話型学習、英会話アプリ「スピーク」が31億円調達

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KEPPLE編集部

AI英会話アプリ「スピーク」を開発・提供するSpeakeasy Labs, Inc.がシリーズB-3ラウンドにて、約31億円の資金調達を実施したことを明らかにした。

今回のラウンドでの引受先は、OpenAI Startup Fund、コースラ・ベンチャーズ、ポール・グレアム氏(Y Combinator共同創業者)、ジェフ・ワイナー氏(LinkedIn取締役会長)等。

スピークは、AIを活用した英語学習アプリ。ChatGPTを開発するOpenAIと連携し、同社の自動音声認識技術、英語学習ノウハウを組み合わせたアプリでスピーキング学習を行う。ユーザーはAIと対話することで、語彙や文法の単なる暗記ではなく、自然な話し方のパターンを学ぶことができる。また、スピーキングに特化した反復練習を通じて、実践的な英語力を向上につながるという。

同社は、17歳の時に教育系スタートアップ「Flashcards+」を創業した実績やティールフェローシップ、Y Combinatorでの経験を持つConnor Zwick氏が2016年に設立した。

2019年に韓国で正式にサービスを開始して以来、利用者は10カ国以上約1000万人に増加している。2020年には、アプリのダウンロード数は100万を超え、2023年2月に日本語正式版をリリースした。今回の調達資金は、より人間との会話に近いコミュニケーションを可能にするための改善と、ユーザーの発音に対して的確なフィードバックができるプロダクトの開発に充当する。

2023年9月には、ビジネス英語フレーズを集中的に学習できる「ビジネスコース」をアプリに追加。従来のモデルに比べ、単語エラー率が60%以上減少するよう音声認識モデルを改良し、10言語以上の訛りのある英語を認識できる技術も備えている。今後も、ユーザーが人間との会話に近いスピードで英語を学べるアプリを目指して開発を進めていくという。

画像はSpeakeasyプレスリリースより


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