AI英会話サービスを運営するスピークバディがGolden Asia Fund、みずほキャピタル、未来創造キャピタルから出資を受けて18.5億円の資金調達を実施したことを明らかにした。
同社が開発するAI英会話アプリ「スピークバディ」は、AIを活用して英語のスピーキング力を向上させる学習サービスだ。効果的な言語学習方法を用いたカリキュラムと最新のAI技術を組み合わせて、各ユーザーに合った学習カリキュラムを提供する。オンライン英語コーチング「スピークバディ パーソナルコーチング」の企画・運営も行っており、専属コーチが伴走しスピーキング力を高める。また、企業や自治体、学校法人向けには「スピークバディ for Business」も提供している。
同社は立石 剛史氏が2013年5月に設立した。立石氏は、慶応義塾大学在学中に会計士二次試験に当時最年少で合格したという。その後、調達やM&Aアドバイザー業務に携わり、香港駐在も経験。業務上必要な英語レベルに達するのに苦労した経験が、現在のサービス開発につながっている。
スピークバディは2016年9月に提供を開始した。リリースから約8年の2024年9月現在、350万ダウンロードを突破し、法人向けサービスは100社以上が導入している。今後は、日本語話者以外のユーザーにもサービスを展開し、より多くの人々に言語習得の機会を提供することを目指しているという。今回の調達資金は、アジア地域を中心としたスピークバディの海外進出準備に充てる予定だ。
画像はスピークバディHPより