個人ブランド支援のMOSH、シリーズCで22.5億円を調達し、プロダクト開発と海外展開を強化

個人ブランド支援のMOSH、シリーズCで22.5億円を調達し、プロダクト開発と海外展開を強化

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個人ブランド支援サービスを提供するMOSHは、シリーズCラウンドにおいて、グローバル・ブレインをリード投資家とし、合計10社を引受先とする総額22.5億円の資金調達を実施した。これにより、累計資金調達額は32億円となった。

同社が提供する「MOSH」は、個人がオンラインでサービスを販売できる仕組みを提供するプラットフォームである。ヨガやフィットネス、美容、音楽、料理、キャリア支援、育児など、200以上の職種に対応しており、専門スキルを持つ個人が簡単に自分のサービスを販売できる。ホームページ作成、予約・決済システム、コンテンツ管理、会員向けサイト、月額サブスクリプション機能などを備えており、専門知識がなくても使いやすいのが特徴だ。

代表取締役CEOの籔 和弥氏は、大学を卒業後、2014年にRettyに新卒で入社し、Rettyアプリのリーダーや組織づくりなどを担当した。2017年1月にRettyを退職後、アジア・インド・アフリカなど世界を周り、各国のCtoCサービスの普及状況を調査。その経験を基に、2017年7月にMOSHを創業し、現在は代表取締役社長を務めている。

近年、個人の専門性やスキルを活かしたサービス提供が増加しており、クリエイターエコノミーが活性化している。MOSHの利用クリエイター数は、2020年2月末時点の5000名から、2025年1月末時点で約80,000名と大幅に増加している。また、MOSH内での月次総取引額(GMV)は2年連続で前年同期比300%以上の成長を記録し、年間GMVは100億円を突破した。

今回の資金調達により、プロダクト開発体制の強化、サービス認知拡大、海外展開のためのマーケティング、および個人のブランド化支援に注力する予定である。これにより、個人クリエイターの活躍をさらに支援し、その可能性を最大化することを目指している。

画像はMOSH HPより

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