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23億円調達の株式会社ミツモア、生産性向上のための2つのサービスで作り出す正のループ


業務効率化サービスを展開する株式会社ミツモアは、シリーズBストラテジックラウンドで約30億円を追加調達した。これによりシリーズBの調達総額は約70億円となり、創業以来の累計調達額は約89億円に達した。
本ラウンドには、SMBC Edge、X&KSK、MS&AD Ventures、大和ハウスベンチャーズのほか、既存投資家を含む複数社が第三者割当増資で参画。2025年3月に公表したストラテジックラウンドの延長と位置づけ、金融機関・事業会社との共創体制を強化する。
ミツモアは、生活インフラ産業や現場産業の事業者向けに、集客から受発注、業務管理、調達支援までを一気通貫で支えるサービスを提供する。全国10万超の事業者ネットワークを基盤に、オンライン見積もり比較〜受発注を担う「ミツモア」、現場業界向けオールインワンSaaS「プロワン」、法人の調達・発注を支援する「ハッチュー」を展開している。
現場産業では、人手不足や業務の属人化、データの分断といった構造課題が残る。ミツモアはAIを中核としたプロダクト群を通じて、業務の効率化・標準化とデータ活用の高度化を進める方針で、今回の調達はその基盤づくりを加速するためのものと位置づけられる。
調達資金は主に3つの領域に投じる①「ミツモア」「プロワン」「ハッチュー」の機能強化と、AIを活用した自動化・効率化機能を含むAI・データ基盤への投資。②営業・カスタマーサクセス・マーケティングへの投資による顧客基盤拡大と導入・定着支援の強化。③採用強化に加え、コーポレート、ガバナンス、リスク管理、経営管理体制の整備など組織基盤の強化だ。
今後は投資家・戦略パートナーとの連携を通じて、「ミツモア」「プロワン」のAIプラットフォーム化を進めるほか、火災保険修繕領域での新たな価値創出、「プロワン」「ハッチュー」の顧客基盤拡大とデータ活用の高度化にも取り組む。現場産業の非効率解消と生産性向上を支える基盤としての役割を強めていく考えだ。
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